会見より。左から山本タク、いしだ壱成、伊波杏樹、伊藤萌々香、横浜流星、鈴木拡樹、植田圭輔、AKIHITO 会見より。左から山本タク、いしだ壱成、伊波杏樹、伊藤萌々香、横浜流星、鈴木拡樹、植田圭輔、AKIHITO

大ヒット推理ゲームを原作にした舞台『スーパーダンガンロンパ2 THE STAGE 2017 ~さよなら絶望学園~』が3月16日(木)に開幕。それに先がけ公開ゲネプロと囲み取材が行われ、キャストの横浜流星、伊藤萌々香(フェアリーズ)、植田圭輔、伊波杏樹、いしだ壱成、鈴木拡樹、演出・脚本の山本タク、振付のEncounter Engraversが登壇した。

舞台『スーパーダンガンロンパ2 THE STAGE 2017 ~さよなら絶望学園~』チケット情報

本作は、累計80万本を売り上げるゲーム『ダンガンロンパ』シリーズを原作にした舞台の再演(2015年初演)。主人公・日向 創は初演に続き横浜が演じ、演出・脚本は今作から山本が手掛ける。

ゲネプロ前の囲み取材で、横浜は「今回は“再演だけど新しい作品をつくる”というのを目標にして、みんなで力を合わせて稽古してきました」と挨拶。今作では、昨年放送されたアニメ『ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園-』(本作の原作『スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園』の続編にあたるストーリー)を踏まえ「初演では描かれ切れなかったところが今回深いところまで描かれているので、そういうところにも注目して観ていただきたいです」と紹介。「日向くんの成長物語でもあるので、みんなに支えられながらも前に進んでいく日向くんの姿を見て、ひとりでも多くの方々に希望や勇気を与えたいと思ってます」と話した。

今作からの出演となる伊藤は「演技のお仕事が初めてで、舞台ももちろん初めて出演させていただくので緊張と不安とすごくあるのですが、私らしい七海千秋を全力で楽しみたいと思います」、初演から続投の鈴木は「再演にあたって『やり残したことをやろう』というのをテーマに頑張ってきたので、そこの部分をクリアできるように頑張りたいです。ゲームでは味わえない生の迫力も売りなので、そこをお客様にも楽しんでいただけたら」、今作から出演の植田は「すごく温かい、初演で築き上げたチームワークとか世界観があるので、そこに乗っかってやっていこうと思いました。個人的にはお芝居で勝負できるような役どころで、自分が呼ばれた意味をしっかり考えて演じたいなと思っております」など、キャスト達が熱く想いを語った。

昨年放送のアニメを経て、より深みを増したストーリーや、ダンスと芝居が融合した強烈でエグい“おしおき”シーンは、初演から進化した見どころのひとつ。ライブカメラが取り入れられ、舞台上の出来事をゲーム画面を見ているかのように楽しめる場面も。ゲームファンも、アニメファンも、初演を観た人も新鮮に楽しめる作品。ぜひ劇場に足を運んで!

公演は3月26日(日)まで東京・Zeppブルーシアター六本木、 3月30日(木)から4月2日(日)まで大阪・森ノ宮ピロティホールにて。

取材・文:中川實穗

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