(写真左より)NECレッドロケッツ・岩崎紗也加主将、山田晃豊監督、日本バレーボールリーグ機構・嶋岡健治会長、久光製薬スプリングス・酒井新悟監督、古藤千鶴主将 (写真左より)NECレッドロケッツ・岩崎紗也加主将、山田晃豊監督、日本バレーボールリーグ機構・嶋岡健治会長、久光製薬スプリングス・酒井新悟監督、古藤千鶴主将

NECレッドロケッツの2年ぶりの優勝か、久光製薬スプリングスの連覇か。どちらが勝っても、V・プレミアリーグ最多の6度目の戴冠となる。3月16日、『2016/17 V・プレミアリーグ』V・ファイナルステージ・ファイナルの前日会見が行われた。両チームの監督、主将は次のように意気込みを語った。

V・ファイナルステージ・ファイナル チケット情報

「いよいよ決勝。我々が優勝するために、決勝で勝たなければならない相手として久光製薬をイメージしてきた。最強のチームと決勝で戦えることをうれしく思う。この決勝の2試合がNECのベストゲームになるよう準備をしてきた。50周年にふさわしいレベルの高いゲームをしたい」(NEC・山田晃豊監督)

「久光製薬はディフェンスもオフェンスもレベルが高いチーム。私たちはチームワークで一丸となってここまできた。決勝では自分たちのバレーをしたい。仲間を信じて、優勝を目指して全力を尽くしたい」(岩崎紗也加主将)

「いい時期もあれば、ケガ人が出て苦しい時期もあったが、メンバー全員でカバーし合って決勝までやってきた。明日はサーブで攻める、レシーブで粘るなど、自分たちがやるべきことをやる。気迫をもって、気持ちを前面に出して戦いたい」(久光製薬・酒井新悟監督)

「この舞台に立てるのはチームの力があってこそ。決勝では自分たちの力を出し切りたい。(エースで主将の長岡望悠がファイナル6で戦線離脱したが)少なからず攻撃力がダウンすると不安に思ったこともあったが、他のメンバーがやるべきことをやるだけだと腹をくくって、逆に力になった」(古藤千鶴主将)

レギュラーラウンド上位6チームが総当りするファイナル6で5勝1敗・17ポイントの1位抜けしたNECは3月5日以来のゲームとなり、3勝2敗・10ポイントの久光製薬は3月11日・12日・日立リヴァーレとのファイナル3を消化。休養と連戦のメリット・デメリットについて質問が飛ぶと、以下のように答えた。

「この間にチームの基礎プレー、強み、気をつけなければいけない点と向き合えて、充実した1週間だった。今までやってきたことが明日出せるように準備したい」(山田)

「どちらにしてもメリット・デメリットがある。ファイナル3に進み試練を課せられたが、日立に2勝できたという自信を持って、決勝に上がることができた」(古藤)

レギュラーラウンドでは1位・NEC、2位・久光製薬となったが、直接対決では久光製薬が2勝1敗とリードした。3月4日に行われたファイナル6ではNECが文句なしのストレート勝ち。ファイナルの2試合はまさに決着戦だ。『2016/17 V・プレミアリーグ』V・ファイナルステージ・ファイナル女子は3月17日(金)・18日(土)・東京体育館にて開催。チケット発売中。

「ウレぴあ総研」更新情報が受け取れます