パイオニアは、世界最小・最軽量でBDXL対応のWindows用ポータブルブルーレイディスク(BD)/DVD/CDライター「BDR-XD04R/W/BK」を、エスティトレードを通じて7月中旬に発売する。カラーは、ワインレッド、パールホワイト、ブラックの3色。価格はオープンで、実勢価格は1万5000円前後の見込み。

ディスク表面の汚れやキズでオーディオCDのデータが読み取れないときに、独自のアルゴリズムで再度読取りを行う「PURE READ2+(原音再生)」を搭載。データの欠落や補完の発生を抑えて読取り精度を高めることで、オーディオCD本来の音質で再生することができる。また、BDビデオやDVDビデオ、オーディオCD再生時に、ディスクの回転速度を制御することによって動作音を抑える「オート静音ファームウェア」を備える。

電源はPCからUSBで供給するほか、別売のACアダプタ「DCA-001」を使うこともできる。Windowsが起動しないときに、リカバリCDを読み込んでPCを起動するUSBブートに対応。エマージェンシーイジェクトレバーで、ディスクを入れたままUSBケーブルを外してしまった場合など、電源を切った状態でもディスクを取り出すことができる。

書き込み対応メディアは、BDがBD-R/BD-R DL/BD-R TL/BD-R QL/BD-R(LtH)/BD-RE/BD-RE DL/BD-RE TL、DVDがDVD-R/DVD-R DL/DVD-RW/DVD+R/DVD+R DL/DVD+RW/DVD-RAM、CDがCD-R/CD-RW。BDXLにも対応する。

対応OSは、Windows 7/Vista/XP(SP3以降)で、Window 8 Release Preview版での動作確認済み。インターフェースはUSB2.0で、4MBのバッファメモリを搭載する。オリジナルの高画質映像集「Visual Material」や、BD/DVD再生ソフト「PowerDVD10」など、各種ソフトが付属する。サイズは幅133.0×高さ14.8×奥行き133.0mmで、重さは240g。