(左から)くっきー、吉木千沙都、ロッシー

 映画『キングコング:髑髏島の巨神』の公開直前イベントが20日、東京都内で行われ、ゲストとして野性爆弾(くっきー、ロッシー)、“ちぃぽぽ”の愛称で親しまれるモデルの吉木千沙都が登壇した。

 本作は、人が決して足を踏み入れてはならない“髑髏(どくろ)島”を舞台に、人類VS巨神キングコングのバトルを描く。

 この日、司会を務めたロッシーは、冒頭からかみまくるなど終始グダグダ気味に進行した。映画を一足先に鑑賞した吉木が「とにかく迫力がすごい。人間同士だったり、キングコングとの掛け合いがすごく深いので、そこに注目していただけたら」としっかりアピールすると、ロッシーは「めちゃめちゃできてるやん。僕の数倍はうまい。コメント力あるな…」とため息を漏らした。

 一方、くっきーは、そんなロッシーに対して「今日、おまえギャラもらうなよ」ときつい一言。とはいえ自身も吉木に対して「ちぃぽぽちゃん、2人で便所行こう」などと謎の発言を連発し、会場を困惑させる一幕もあった。

 登場早々「ちぃぽぽちゃん、かわいい」と吉木にメロメロだったくっきー。2人を“美女と野獣”になぞらえた演出で、同映画のメーン曲が流れ出すと「一緒に踊ろう!」と吉木に手を伸ばして猛アピールを始めた。

 吉木が「何で音楽があるんですか?」と戸惑いを見せるも、くっきーは「触ろ。触らな踊られへん」と鼻息荒く突進。「何で触るんですか? 怖い!」と逃げ回る吉木に「マイク置いて踊ろう。おじさんに(体を)預けてみない?」と襲いかかった。

 さらに「ちぃぽぽちゃん、2人で便所行こう!便所行こう!」と謎の発言を連発するくっきーだったが、最終的にはロッシーから「やめなさい。ストップ。あきません」と制止され「黙れボンクラが。音楽掛けるからやん」と不満げにボヤき続けた。

 この日の会場では、くっきーが得意の“絵描き歌”を披露。しかし、イマイチな仕上がりで、無反応の吉木に対してくっきーは「ちぃぽぽ、ちっとも笑ってないやん」と怒り顔。吉木が「すごい期待してたのに、残念でしたね」と本音を漏らすと「帰り気をつけろよ。アイスピックであばらグリグリやるで」と脅して、再びロッシーから注意を受けた。

 映画は3月25日から丸の内ピカデリーほかで公開。