「第34回PFFぴあフィルムフェスティバル」

世界最大級の自主映画コンペティション「PFFアワード2012」の入選16作品が6日に発表された。

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「PFFアワード」は、“新しい才能の発見と育成”、“映画の新しい環境づくり”をテーマに、1977年より続くPFF(ぴあフィルムフェスティバル)のメインプログラム。本年度も約2か月の応募期間中に522作品のエントリーがあり、そのすべてを16名の審査員が1作品を最低3名で観賞。1次審査会議で全審査員討議のうえ、全員で観る作品を決定。2次審査会議では丸一日をかけて討議。というプロセスを経て、16作品が選出された。

本年度の応募作品は傾向として、20代の新しい才能や、女性監督の作品が増加。題材として“いじめ”を扱った作品が多く見られたという。中には商業映画顔負けのロケーションと俳優陣を擁する作品や、観客をアッと驚かせる問題作も含まれているそうで、9月に東京で開催される「第34回PFFぴあフィルムフェスティバル」での上映で、観客がどのような反応を見せるのかも気になるところだ。

なお入選16作品は、5名のクリエイターで構成される最終審査員が審査し、映画祭最終日の9月28日(金)に各賞が発表される。

「PFFアワード2012」入選作品と監督名 ※作品名五十音順

「第34回PFFぴあフィルムフェスティバル」
9月18日(火)から28日(金)まで東京国立近代美術館フィルムセンターで開催