(左から)若林正恭、春日俊彰、内田理央

 「2017年度  KEIRIN新CM発表会」が28日、東京都内で行われ、お笑いコンビのオードリー(若林正恭、春日俊彰)とタレントの内田理央が登壇した。

 新CMは、失恋した若林を、女神に扮(ふん)した内田が妄想世界で慰めるというもの。役者としても活躍する若林は「演技はいつも難しい。得意な意識はない」と語った。

 今回の撮影も「監督がすごいノリの合う方で、要点だけをポンと言って、どんどん進めてくれるので楽しくできました」と述懐した。

 女神役でワイヤ演技に挑戦した内田も「ハーネスみたいなのを付けるんですが、めっちゃ食い込むんですよ。自分ってこんなに重いんだと思いました。怖くはなかったですけど」と笑顔で語った。

 CMでは“熱い男”の象徴として競輪選手(アニメーションの春日)が描かれており、その姿に刺激を受けた若林は失恋の痛手から急激に回復。自らも熱い男となって外の世界に飛び出していく。

 “体育会系の熱い男性”について聞かれた若林は「自分の中にあまり熱い部分がないので、個人的に(一緒に)飲むとなると苦手意識はあるのですが、スポーツを見るとわずかにある自分の熱さが触発されるのでスポーツ観戦するのは好きです」と語った。

 「お隣の春日さんも筋肉隆々ですが」と指摘されると、若林は「春日は体は体育会系ですが、性格は結構暗くて楽屋では一言もしゃべらない。最近は、僕よりも人見知りです」と暴露し、これには春日も「こういうところで本当のことを言わないで」とタジタジの様子だった。

 そんな春日は、競輪選手の印象について問われると「かわいいなと思いますね」とニヤリ。自身がハマっているボディービルの視点で見てしまうそうで「下半身がやっぱりすごい。下半身を鍛えるのって結構大変。なので下半身が鍛えてあるとこいつやるな…と思います」と明かして、笑いを誘った。

 今回、新CMでは“実写”での出演はかなわなかった春日だが、競輪情報サイト「けいりんマルシェ」内で4月1日から公開されるWEBムービーには出演している。

 予告で「やったー!!」と大喜びしている様子が映し出された春日は「当たったんですか?」という質問に「どうなんですかね。ここで言っちゃうと見てもらえないので」とトーンダウン。

 若林から「当たったんじゃねーか!」と突っ込まれるも「いやいや、分かりませんよ。天気がいいことに対してやった~!と言っているのかもしれないし」と語った。

 新CMは4月1日からオンエア。