運転免許証返納式を行った高木ブー

 警視庁による春の全国交通安全運動統一行事が29日、東京都内で行われ、トレンディエンジェル、高木ブー、岡田結実ほかがゲストとして出席した。

 東京都と警視庁が連携し、高齢ドライバーの事故防止対策の一環として高木の免許証返納式が行われた。きのう返納したという高木はイベント用に作られた運転免許証のパネルを小池百合子東京都知事に返納、小池都知事から運転経歴証明書のパネルが交付された。

 84歳の高木は返納を決めた理由として「家族の一言」と語り、「今回は運転免許証を返納するということに、同意をしてくれてありがとうございました。これからは主人の運転する車でワイワイ楽しい時間を過ごしたいと思います」と長女の高木かおるさんからの手紙が読み上げられると「ありがたいですね」と感謝した。

 免許証を受け取った小池都知事は「いま84歳? 子どものころからずっと楽しませてもらって、いつまでも34歳くらいに思えます。お嬢さんからの心配の声もあって返納されるということで、ひとつのモデルになるかなと思います」と期待を込めた。その後、しっかりした足取りで再度登場した高木は警視庁音楽隊の演奏をバックに「上を向いて歩こう」をウクレレと生歌で披露し、会場を盛り上げた。

 交通安全大使の岡田による交通安全宣言とトークショーでは「自転車は保育園のときから練習していました。乗っているときは歩行者の動きを注意して見て、車が来たときはアイコンタクトで合図を送り合っていた記憶があります」と自身の経験から交通安全を呼びかけた。最後にネタを披露したトレンディエンジェルについては、司会の小倉智昭が「全然関係ないネタで10分間、笑いだけ取っていった」とさらに笑わせていた。