グランプリに輝いた船越雪乃さん

 “日本一かわいい女子高生”を決める「女子高生ミスコン2016-2017」全国ファイナル審査が29日、東京都内で行われ、グランプリに“ゆきゅん”こと船越雪乃さん(17歳)が選出された。

 船越さんは大阪府出身の高校2年生。グランプリとして名前を読み上げられた船越さんは、驚きを隠せない様子で「本当にありがたくて…、感謝しか(言葉が)浮かばないのですが光栄です」と涙ながらにコメント。「本当に応援してくださった方々のお陰さまです」とあふれる思いを口にした。

 特技は「即興演技。演技が好きです」と話した船越さんは、本格的な演技レッスンはこれからとなるが「人間観察が好きなので吸収力には自信があります」とニッコリ。グランプリ受賞者には芸能界への道も開かれているが、将来については「朝ドラヒロインになることと、日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞をいただくことが目標です」と明言し、その時期についても「22歳までにと決めました。大学を卒業する節目になる年だな…と思ったので」と大きく宣言した。

 「女子高生ミスコン」とはプリントシール機からエントリーした全国の参加者から“日本一かわいい女子高生”を決めるミスコン。この日の全国ファイナル審査では、応募総数37万人の中から選抜された各地方の代表14人に対し、ウオーキング審査、演技審査、ダンス&ボーカル審査が行われ、審査員による評価と、プリ機での投票結果を元にグランプリが決定された。

 報道陣から「芸能人だと誰に似ていると言われる?」と聞かれた船越さんは「本当に恐れ多いのですが堀北真希さんに似ていると言われていて、憧れている方なので本当にうれしいです」と照れ笑い。「追いつける自信も、代わりになれることもないですが、目標です」と目を輝かせた。

 趣味は「愛犬のトイプードルと寝ること」だという船越さん。春から高校3年生となるが「大学に進学する予定なのか?」という質問には「考え中です」とし、芸能界入りについても「分からないのでスタッフさんに聞いてみます。これから進路を考えます」と話すにとどめた。

 「ちなみに阪神ファン?」という質問には「阪神ファンではないのですが、小学校の(担任の)先生が阪神ファンでした」と答えるなど、おちゃめな一面も見せていた。

 総合司会を務めたNON STYLEの石田明も「若い割に説得力のある顔立ちをしている」と船越さんの魅力を絶賛。芸能界入りに太鼓判を押したものの「うちの事務所(吉本)には入らないほうがいい。本当に割が悪いのでやめましょう」と他の道を進めて笑いを誘った。

 そのほか、審査員特別賞を福岡県出身の“ゆまちょす”こと中村友茉さん、準グランプリ、フリュー賞を福岡県出身の“みなみ”こと亀井南美さん、モデルプレス賞を東京都出身の“なつ”こと伊藤夏音さんが受賞した。