神田沙也加、いしだ壱成  撮影:源 賀津己 神田沙也加、いしだ壱成  撮影:源 賀津己

大ヒット推理ゲームを原作にした舞台『スーパーダンガンロンパ2 THE STAGE 2017 ~さよなら絶望学園~』が、2017年3月に上演される。累計80万本を売り上げるゲーム『ダンガンロンパ』シリーズを原作にした舞台シリーズ2作目の再演(2015年初演)で、主人公・日向 創は横浜流星が演じる。前作に続き超高校級のメカニック・左右田和一を演じるいしだ壱成と、同様に今回も映像出演で参加する神田沙也加に話を聞いた。

「スーパーダンガンロンパ2 THE STAGE 2017 ~さよなら絶望学園~」チケット情報

1作目から舞台シリーズ全作に出演してきた神田。2作目である今作の面白さについて「『ダンガンロンパ』は人がたくさん出てきて、普通は『こんなにいたら覚えられない』ってなりそうなんですけど、それぞれがビジュアル含め個性がものすごい。2作目は1作目よりさらにそれが濃くなった感じで。なのでキャラクターが出てきたときに目も楽しいし、本当にゲーム画面から飛び出してきたような迫力があります」。2作目初演から出演するいしだは「いろいろあるんですけど、僕が一番すごいなと思っているのはスピード感。追いつくのがやっとっていうくらいのスピードで進んでいく。ちょっとでも息抜いてるととんでもなく先にいってますからね。どっちかというとアクションに近い」。

自身の役柄についていしだは「(演じる左右田は)何に対しても報われないっていうキャラクターなんですけど、その報われなさが楽しくて。初演では、左右田くんにはコアなファンがいると聞いたので、すごく真似しました。ゲーム画面で見られる左右田くんのポーズはほぼ全部やれるように、うまく芝居に組み込めたかなって思います。今回もそういった遊びは楽しみにしていますし、もっともっと左右田くんの深いところを演じていきたいです」。神田の役は公演まで極秘だが、初演での印象は「すごく怖かったです(笑)。映像を飛び出されてましたね。そこにいるかのような錯覚を覚えました」(いしだ)。

今作について、いしだは「演出が変わりますし、いろいろな部分が変わると思うので、新しい作品を作るような感じがします。なぞるようなことは絶対しないと思うんですけど、やっぱりまたエッジのきいたものができるんじゃないかなと思っています」。神田は「シリーズ最初から知ってる方は楽しみがどんどん増していく一方だし、逆に初めての方がどこから入っても置いていかないのがすごい。フラットに楽しんでいただけたらと思います」。

公演は2017年3月30日(木)から4月2日(日)まで大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演。ぴあでは当日引換券を発売中。

取材・文:中川實穗

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