左から「Diskeeper 12 日本語版 Home 3ライセンス版」「Diskeeper 12 日本語版 Professional」「Diskeeper 12 日本語版 Server」

相栄電器は、7月6日、米コンデューシブ・テクノロジーズのWindows用アプリケーション&ストレージパフォーマンス最適化ソフト「Diskeeper 12 日本語版」のダウンロード版を発売した。7月20日にはパッケージ版を発売する。ラインアップは、「Home」「Professional」「Server」の3エディション。

HDDの断片化発生を未然に防ぐ「IntelliWrite」や、発生した断片化を瞬時に解消する「Instant Defrag」、厳密なリソース監視を行う「InvisiTasking」を備える。

新機能として、Windowsの起動プロセスを最適化することで起動時間を短縮する「HyperBoot」を搭載。時間が経過しても高速起動を維持し、システムリソースに負荷をかけない。

ユーザーインターフェースを一新し、シンプルで、直感的に操作できるようにした。インストールしただけで自動で使うことができるほか、きめ細やかな設定機能でカスタマイズして使うこともできる。充実したレポート機能を搭載する。

さらに、これまで別売だったSSD最適化ツール「HyperFast」を標準で搭載するとともに、新たにSSDの劣化を抑えるTRIM対応で機能を強化した。

このほか、主要なリソースの使用状況を、時間別やプロセス別、ファイルの種類別に確認できる「システムモニター」や、HDDのS.M.A.R.T.データの監視、その他の致命的なファイルシステムのトラブルチェック、致命的な問題や差し迫ったディスク故障の警告、24時間体制のメールによる警報の生成などの機能を備える「ディスクヘルス」機能を新たに搭載する。

「Server」は「CogniSAN」を備え、SANのような共有ストレージでのリソース使用状況を検知し、SANストレージレイヤーのオペレーションや他のサーバのオペレーションを一切妨害することなくパフォーマンスを向上する。また、効率的に仮記憶領域を利用できる「領域回復エンジン」を搭載する。

対応OSは、「Home」がWindows 7(SP1含む)/Vista(SP1以降)/XP SP3で、Windows 7 Starter/Professional/Enterprise、Vista Business/Enterpriseには非対応。「Professional」がWindows 7(SP1含む)/Vista(SP1以降)/XP SP3で、Windows 7 Starterは非対応。「Server」がWindows Server 2008(R2含む)/2003(R2含む)で、Itaniumシステムには非対応。

価格は、「Diskeeper 12 日本語版 Home 3ライセンス版」が6480円、「Diskeeper 12 日本語版 Professional」が7980円、「Diskeeper 12 日本語版 Server」が4万5600円。また、「Diskeeper 12 日本語版 Professionalアップグレード」が4800円、「Diskeeper 12 日本語版 Serverアップグレード」が2万8300円。5月28日以降に「Diskeeper 2011 日本語版」を購入し、ユーザー登録を行ったユーザーには、無料アップグレードを提供する。