立川理道 (C)F.SANO 立川理道 (C)F.SANO

あのアイルランド代表がやって来る。昨年11月にニュージーランドの連勝記録を18で止め、3月19日に『シックスネーションズ2017』連覇を決めたエディー・ジョーンズヘッドコーチ率いるイングランド代表のティアⅠ連勝新記録達成を阻止したアイルランド代表が日本代表と対峙するのだ。今回はブリティッシュ&アイリッシュライオンズ(イングランド・スコットランド・ウェールズ・アイルランドの代表選手から選抜された合同チーム)ツアーとバッティングするため、ベストメンバーとはいかないが、そこはティアⅠ。欧州随一のスクラムに変幻自在のモール、驚異の成功率を誇るタックルに対し、日本代表はいかに対応するのか。今から楽しみである。

日本代表対アイルランド代表 チケット情報

さて、6月の日本代表はどんなメンバーになるのか。ジェイミー・ジョセフHCは、「ケガ人が出ない限り、サンウルブズと『パシフィック・チャレンジ』を戦っているスコッド、そしてこのNDS(ナショナル・ディベロップメント・スコッド)キャンプに参加しているメンバーの中から選びたい」と語っている。サンウルブズのメンバーをメインに、2019年を見据えて将来有望な若手をプラスしようと言うのだ。しかも、今季のサンウルブズは昨季の教訓を生かし、HO堀江翔太、SH田中史朗、SO田村優、CTB立川理道ら主力を試合によって温存している。オーバーワーク防止と戦力の底上げを兼ね備えているのだ。これで『スーパーラグビー2017』を戦うメンバーが6月に集まった時には心身ともにボロボロなんていう状況を避けられるだろう。

『リポビタンDチャレンジカップ2017』日本代表×ルーマニア代表は6月10日(土)・えがお健康スタジアム(熊本県)、日本代表×アイルランド代表は6月17日(土)・エコパスタジアム(静岡県)、24日(土)・味の素スタジアム(東京都)にて開催。チケットは4月1日(土)午前10時より一般発売。将来を嘱望される若手が主体となって戦う『アジアラグビーチャンピオンシップ2017』(4月29日(土・祝)・韓国代表戦・秩父宮ラグビー場(東京都)、5月6日(土)・香港代表戦・秩父宮)のチケットも4月1日(土)午前10時より一般発売。『スーパーラグビー2017』サンウルブズ×チーターズ(5月27日(土)・秩父宮)はチケットぴあにて3月31日(金)午後8時まで先行先着受付中、4月1日(土)昼12時より一般発売。ブルズ戦(4月8日(土)・秩父宮)はチケット発売中。