『幸せへのキセキ』(C)2012 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.

公開中のマット・デイモン主演作『幸せへのキセキ』の特別映像がこのほど公開され、デイモンと本作を手がけたキャメロン・クロウ監督が本作に魅力について語っている。

特別映像

映画は、最愛の妻を亡くし、悲しみから立ちなおろうと郊外に家を購入した男ベンジャミン(デイモン)が、家の“オマケ”としてついてきた閉鎖された動物園の再生を通じて、家族との絆や自身の人生を取り戻すまでを描く。

作品のために身体改造やリサーチを入念に行い、繊細な感情表現からアクロバティックなアクションまでこなすデイモンが新作で挑んだのは、妻を失い、ふたりの子どもを抱えて人生をやり直そうとする平凡な男だ。特別映像でデイモンは「“家庭的なあなた向きね”と妻に言われた」と振り返り、クロウ監督も「デイモンの家族思いな部分を引き出せた」という。近年、緊迫感あふれる作品や、過酷な役が多かったデイモンだが、本作では実話を基に、細やかな役作りを見せるデイモンを観ることができる。ちなみにクロウ監督が「愛だけでなく、人が持つあらゆる感情をこの作品に描いた」と語る通り、日本でも幅広い年齢層の観客が本作に共感したというコメントを寄せている。

ちなみに本作の好評を受け、劇中でデイモンとエル・ファニングが実際に着用した衣装が、ユナイテッド・シネマ豊洲のロビースペースで本日から13日(金)まで期間限定で展示されている。

『幸せへのキセキ』
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