「スタンピングリズム」と「バウンシングリズム」

昔“What time is it now?(ワット タイム イズ イト ナウ)”が外国人にまったく通じなくて、「ホッタイモイジルナ」と言ったら通じたという笑い話がありますが、日本語と英語では、言葉の強弱、リズムがまったく違うのです。

イギリス文学・児童文学研究家で、ナーサリーライムをずっと研究しておられる目白大学外国語学部及び目白大学大学院言語文化学科教授の鷲津名都江さんは、そのリズムの違いを「スタンピングリズム」と「バウンシングリズム」と表現されています。

スタンピングとは足踏みする感じ、バウンシングとはボールが跳ねるような感じです。

私達が赤ちゃんの時にお母さんから聞かされる子守歌や、子どもの頃に聞いたり歌ったりする童謡は、すべてこのスタンピングリズムです。

日本語しか聞いていない子どもは、このスタンピングリズムにどっぷりつかり、身体に染みついていくことになります。

そんな子ども達に、バウンシングリズムで語られる英語を聞き取りなさいというのは、相撲しかやっていない子にヒップホップを踊れと言っているようなものなのです。

できるはずないですよね。

筆者が「幼児期から英語に触れて!」と言い続けているのには、こんな理由もあるのです。

幼児期はとにかく英語を聞くことです。

子ども達が将来困らないように、ぜひ、英語の歌やアニメを見せたり聞かせたりして、英語の音とリズムに慣れさせてくださいね。 

「元日本航空CA、英語プリスクール経営者、保育士。幼児教育研究家として『日本欧米いいとこどり育児のススメ』をYouTubeでも発信。著書に『グローバル社会に生きる子どものためのしつけと習慣』『5歳からでも間に合う お金をかけずにわが子をバイリンガルにする方法』『モンテソ―リ教育で伸びる子を育てる』、『ホンマでっかTV』に子ども教育評論家として出演など。」

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