戸塚祥太のお父さんと同じ年、勝村政信

 舞台「ディファイルド」のフォトコール&囲み会見が5日、東京都内で行われ、出演者の戸塚祥太(A.B.C-Z)と勝村政信が出席した。

 この舞台は、自分の勤める図書館の目録カードが破棄され、コンピューター化されることに反対し、爆弾を仕掛けて立てこもるハリー(戸塚)と、ハリーを説得に来たベテラン刑事ブライアン(勝村)による二人芝居。

 初の二人芝居に挑戦する戸塚は「ド緊張しております」と率直な心境を明かしつつ「“勝村兄やん”が稽古中も休憩中もずっと指導してくれました。実はお父さんと同じ年なので“お父やん”でもあるのですが、ものすごく頼りになる存在です」とあふれる感謝の思いを口にした。

 また今回、膨大なせりふが課せられた戸塚だが「(当初は)全然覚えられなかったんです」と苦笑交じりに告白。「どうやって覚えたの?」と聞かれると「プレッシャーで。稽古開始のときに、勝村さんがほとんど覚えているのに後輩の僕が全く覚えてない…。これはさすがにまずい。もしかしたら本当にビンタされるぐらいの状況でした」と当初の失態を振り返った。これには勝村も「なめてるのかと思った」と冗談。「メークさんが同じ人なんですが、『戸塚くんがどのぐらい覚えているのか探り入れてくれない?』って聞いたら『ほとんど覚えてないみたいですよ』って。うそつけ!と思って初日来てみたら、本当に覚えていませんでしたからね」と暴露し、笑いを誘った。

 そんなこともあり相当なプレッシャーを感じていたという戸塚は「寝てもすぐ起きるっていう…。夜中の2時に寝て、パって起きたら4時で、2時間しか寝られなかったり…。不思議な体内時計になっていましたね」と述懐した。それでも稽古がいざ始まると「演出の鈴木(勝秀)さんや勝村さんのご指導があってどんどん理解も進み、急ピッチでせりふを入れていきました」とニッコリ。初めは爆弾を持って図書館に立てこもるハリーについて「どうしてそんなことをするのか?」と考えすぎるあまり、自分の中に役柄を落とし込めずにいたが「どうやってもピタリとはその気持ちにはなれないんだ…と気付いてからは違う何かで(役を)作っていこうと方向転換したんです」と頭の切り替えが鍵となったことを明かした。

 勝村も、当時の戸塚の様子を振り返り「途中からアクセルをベタ踏みしている感じで、そこからが早かった。最初は僕が圧倒的にリードしていたのですが、1週間ちょっとで追い抜かれました」と褒めちぎった。

 また、作品の内容にちなんで「ご自身の中で守りたいものは?」と尋ねられた戸塚は「グループですね」と答えたが、これに勝村が「この流れだったら、俺じゃないのか! 老人が先だろ」と笑って突っ込みを入れた。戸塚も慌てて「そうですね、今回の舞台は長期間。その中でずっと守っていかなければいけないのは一緒に闘っていく勝村兄やん!もうA.B.C-Zはなしで!」と前言撤回、会場を盛り上げた。

 舞台は4月5日~5月7日、都内のDDD青山クロスシアターで上演。その後、5月10日~12日、大阪のサンケイホールブリーゼ、5月19日、20日、福岡のももちパレス 大ホールで上演。

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