女性は結婚や出産、育児など、ライフスタイルが変わっていきやすい性。それによって同性間の友情が一時中断したり、終了したりするケースも……。

ある程度はやむを得ないことかもしれませんが、本当に大切にしたい女友達との関係は、心がけ次第でキープできます。そこで今回、女友達との良好な関係を維持するために実践していることを30代女性たちに聞いてみました。

1、思い立ったら気軽にごはんに誘う

「『あの子と久しぶりに会いたい!』と思ったら、その場ですぐ連絡するようにしています。『今月飲まない?』とか『週末、ランチでもどう?』と、かなりライトな誘い方で。

よほど嫌いな相手ではない限り、友人から食事に誘われて、不快な気持ちにはならないですよね。大人になると『忙しそうだし』と遠慮して声をかけなくなる人もいるようですが、食事なんてみんな毎日1〜3回は食べるわけですよ。

ひとりで食べるより、誰かと食べたほうが楽しいに決まってる、と私は考えていて、積極的に誘います(笑)。唐突に連絡するのを面白がったり、喜んでくれたりする女友達は多いですよ。

そうして誘っていると、逆に誘われる機会も増えていき、結果的に未婚・既婚・子供の有無を問わず、ゆるく長くつながっている友人はいっぱいいます」(32歳/IT/独身・子供なし)

誰かを誘うのに躊躇する必要はなし。たとえ断られても気にしない、くらいおおらでいたいもの。断る=嫌われている、のではなく、都合が良くなかっただけ――そう思って、縁を途絶えさせたくない相手のことは、気軽にかつ積極的に誘って良し。

2、相手に応じて話題を使い分ける

「産休中です。よく『子供を産むと独身や子供のいない既婚女性とは友人関係が切れていく』と聞きますが、私の場合はそんなことはないなあと思います。

今でも独身の友人や既婚子なしの友人と会うことは多く、出産前後で友人関係はほとんど変化していないんです。別途ママ友は増えましたが。おそらく理由としては、良くも悪くも私が『あまり母親っぽくないこと』じゃないかなと思います。

子供の話はママ友など同じ境遇の友人にすればいいので、それ以外の友人に対しては、それぞれが興味を持つ話題を出すようにしています」(30歳/広告/既婚・子供あり)

相手が興味のない(なさそうな)話題を提供すると、当然相手は退屈してしまうでしょう。

気遣いも感じられず、独りよがりな人だなあと思われ、疎遠になってしまう可能性も。相手に合わせた話題を提示することが思いやりであり、目の前の相手を気遣える人こそ、周囲からの支持を集める人だといえます。