左から、横内謙介、岡村俊一、Elina、早乙女友貴、吉田美佳子、田沼和俊 スタジオアルタ代表取締役社長 左から、横内謙介、岡村俊一、Elina、早乙女友貴、吉田美佳子、田沼和俊 スタジオアルタ代表取締役社長

7月7日(金)に東京・有楽町に開業する多目的劇場・オルタナティブシアター。そのこけら落とし公演『アラタ~ALATA~』の製作発表会が4月4日に行われ、脚本の横内謙介、演出の岡村俊一、出演者のElina、早乙女友貴、吉田美佳子が登壇。Elinaはダンス、早乙女は殺陣、吉田はイリュージョンを披露した。

舞台「アラタ~ALATA~」チケット情報

オルタナティブシアターは、観客の7割を外国人と見込み、“ノンバーバル(非言語)パフォーマンス”を特徴とする新劇場。そのこけら落とし公演となる本作は、ほぼ言葉を使わず、殺陣やダンスのパフォーマンスに、特殊映像、フライングなど日本の最先端技術を盛り込み表現するステージになるという。脚本は横内謙介、演出は岡村俊一が務め、音楽は音楽制作集団Miliが担当する。

出演者は、10代からダンサー・女優として活躍し2015年にニューヨークへ単身留学、帰国後は世界基準のダンス、コレオグラフにフォーカスし活躍するElina、日本を代表する大衆演劇の劇団朱雀にて1歳半で初舞台を踏み、殺陣の分野ではスピード・技術共に“日本一”と称される早乙女と、次世代を担うスペシャリストが揃い踏み。さらにキャストオーディションを勝ち抜いた吉田が新風を吹き込む。

会見で横内は「外国人の方に観ていただくことは大きな目的になりますが、自分たちが美味しいと思わないものを海外の人が食べて美味しいはずがない。演劇仲間が観ても『これは面白いものだ』とリピーターになってもらうようなものをまずしっかり作り、それをもって海外の方にも『僕たちも楽しく観ているものだよ』と紹介していただけるような作品にしたい」と意気込む。岡村は台詞のない芝居について「(劇中で)感情がブワッと出た瞬間にそれが違う形にかわったものが、音楽であったり、踊りであったり、殺陣であったりする。擬音は使いながら、基礎感情に沿った表現を劇化してつないでいければ」と構想を語った。

「芝居の入った舞台は3年ぶり」というElinaは今作では“ダンスクリエイター”として「ダンスの可能性を皆さんに知っていただきたい。ダンスにしか表現できない情感、雰囲気、空気感、繊細で緻密な部分を出していけたら」、早乙女も“チャンバラスペシャリスト”として「言葉がないので、シーンによってお芝居の入った殺陣だったりとか、剣舞のような舞っているような殺陣を盛り込んでいけたら」と語る。吉田は「出演が決まったときは本当にうれしくて、全力でがんばろうって思いました。まだまだ経験も浅いので、その分なにごとにも挑戦してがんばりたい」と笑顔を見せた。

『アラタ~ALATA~』は7月7日(金)からロングラン公演を予定。

取材・文:中川實穗

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