女性を好きになるとき、最初に心が動くのは…

1.特殊能力とまでは言わないまでも、自分が他人より優れていると思う能力は?

「おじさんに好かれる!(笑) 飲み屋で出会ったおじさんや、友だちの先輩などに『オマエ、いいな~』って可愛がられることが多いんですよね」

2.実現可能なもので欲しい能力は?

「実現可能? 何だろうな~?…逆に若者に好かれる能力ですかね(笑)。」

©2017映画「サクラダリセット」製作委員会

3.本作で黒島結菜さんが演じた春埼美空は、自分は「リセット」という特殊能力を持っているから、浅井ケイに好かれているんだと思っています。

野村さんは女性を好きになるとき、最初にまずどこで心が動くことが多いですか?

「やっぱり顔でしょ!(きっぱり)だって、いちばん最初に見えるのは顔じゃないですか。例えば3日間一緒にいて『この子の性格が好きだから付き合ったんです』って言うのは嘘だと思うんですよ。

3日間で性格なんて分かるはずがない。だから、いちばん最初で言うなら顔。もしくはプロポーション。

で、1ヶ月ぐらい遊んだときにその子の性格や、自分が本当にその子のことが好きなのか、どうなのか、見えてくるものがあるじゃないですか。そうやって分かっていくものだと思いますね」

4.本作では友情も描かれていますが、野村さんが思う親友とか本当の友だちというのはどういう人ですか?

「何でも言える人かな。絶対に言えないことも言える人が親友だと思いますね。僕にもひとりいます。友だちはいっぱいいますけど、親友と呼べるのは彼だけ。

プライベートで付き合っているこの業界とは関係のない人ですけど、20代になってからずっと一緒に遊んでいるから、分かり合えるというか。

だから、彼がピンチのときは助けに行きますよ。『パチンコで負けたから、金を貸してくれ!』って言われても貸さないけど(笑)。基本、助けに行きます」

5.『サクラダリセット』には“過去”を変えることで“未来”を変える壮大なテーマが秘められていますが、野村さん自身の“未来”のビジョンは?

「特にないですね。いまのこの状況が続いていってくれればいい。だから、いまはどんな仕事でもやっています。

個人的には趣味のバイクやモトクロスの技術を活かした仕事もやりたいという気持ちがあるし、プロフィールの趣味の欄にもそう書いているので今後ぜひやりたいです!」

6.それでは、野村さんが『リセット』でいま(取材時)からリアルに3日前に戻れるとしたら、何をどう変えたいですか?

「3日前って月曜日か…。俺、何してたかな? たぶん暇してたな。その日に戻ったら、夜、雨が降るからバイクに乗らない方がいいよって言いたいですね。

確か月曜日の夜、雨でしたよね。でも、バイクに乗っていたんですよ。友だちとテンションが上がって、川崎の方に向かったんですけど、川崎の方だけなぜか雨だった(笑)。

小雨が降ってきた時点で引き返せばよかったのに、強行した結果、雨がザーザー降ってきて、びしょ濡れになりました。

周りの人からも“なんでこの人たち濡れてるんだろう?”という目で見られたから、あれはやり直したいですね」

「過去」と「未来」という意味では、一昨年撮影した『ちはやふる』の続編の撮影も間もなく始まる。

「そうなんです。カルタの練習がまた始まるんです…。でも、みんなに会えるのは楽しみです。

撮影から2年ぐらい経つから、特に真剣がどんな大人なっているのか気になりますね。真剣佑は空気を読まないところがいいんですよ。

なかなかいないんです、そういう人は(笑)。『野村先輩、何してるんですか~?』つていきなり言ってきて、俺がそれに『仕事してるわ!』って返す。そんなやりとりがいいんです(笑)。」

インタビューの最後にいつものヤンチャな一面を見せながら周りを大笑いさせてくれた野村周平だが、映画『サクラダリセット』ではその要素は一切封印。

知略を巡らす頭脳明晰でクールな浅井ケイを説得力を持たせて演じているので、そこもまた大きな見どころに。彼の新たな一面に魅了されることになる。

『サクラダリセット』前篇:公開中、後篇:5月13日(土)公開

映画ライター。独自の輝きを放つ新進の女優と新しい才能を発見することに至福の喜びを感じている。キネマ旬報、日本映画magazine、T.東京ウォーカーなどで執筆。休みの日は温泉(特に秘湯)や銭湯、安くて美味しいレストラン、酒場を求めて旅に出ることが多い。店主やシェフと話すのも最近は楽しみ。

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