求人サイトよりも有効な生涯働く職場の探し方とは

求人サイトでの職探しは、便利でとても効率がよいため、今やほとんどの人が使っている手法です。

一時のアルバイトやパート探しであれば、希望する就業場所や条件面などを入力し検索をすれば、さくっと出てきますから、簡単手軽で良いのではないでしょうか。

しかし、その便利な求人サイトから「一生涯働く」ための場所を探すのはそう簡単ではありません。

なぜならサイトの情報は、一生働ける環境かどうかを判断するために必要な情報が含まれている可能性が低いからです。

求人サイトで応募した会社がたまたま一生働けるような環境であったということもあるかもしれませんが、確率的にはかなり低いのではないでしょうか。

そこでお勧めしたいのが、「大学が主催する女性向け再就職講座」や「自治体などが主催する再就職支援」です。

早速、1つずつ見ていきましょう。

大学が主催する女性向け再就職講座

例えば日本女子大学が主催する「リカレント教育課程」は、大学卒業後就職して育児などで離職した女性に1年間のキャリア教育を通して、高い技能や知識、そして働く自信と責任感を養い、再就職を支援するプログラムです。

必須科目は「IT」「英語」と、履歴書の書き方や面接対策を行う「キャリアマネジメント」というもの。

特に30代~50代は再就職に際してITスキルが必須となり、例年受講生のほぼ全員がMOSエクセルスペシャリストの試験に合格しています。

その他、選択科目には「ホームページ制作」や「記録情報管理者資格準備講座」や「内部監査の実務講座」などがあり、企業から求められる人材育成を行っています。

また受講生の平均年齢は38.9歳で約半数が主婦だそうです。

保育園児や小学生の子供がいる人も多い中、全課程修了者のうち約8割が就職を希望し、ほぼ全員が再就職をかなえているという実績があります。

なぜそんな実績が出せるのかと言うと、大学独自が持っている「独自求人」というものがあるからです。

講座修了者は、この大学で学んだという実績が認められるため、一般応募よりは有利に再就職が叶うと言えるわけですね。

通学している間、子供の預け先が確保できる方は、是非果敢にチャレンジしてみるのも良いのではないでしょうか。