2:子どもたちの成長を見届けられる

家族の窮地からスタートした家族会議は、次第に普段のお互いの良いところを褒めあったり、他愛のない癖を面白がったり、和気あいあいとした雰囲気の中、進むようになったといいます。

――現在フォロワー数が7万人以上と大人気ですよね。フォロワーからの反応をご家族に伝えることはありますか?

もひかんさん「フォロワーが200人ぐらいの頃は、主に自分のことを発言していたのですが、いつの間にか家族のファンが増えて、仕事のことよりも、家族について投稿する機会が増えました。子どもの写真を載せることも多いですね。

特に伝えてあげたいフォロワーさんからの反応は、家族にも教えています。」

――家族会議を始めてから、もひかんさん自身やご家族に変化はありましたか?

もひかんさん「明るくなりましたね。それは家族会議のおかげかはわかりませんが、事故によってお金が急になくなってしまい、家族それぞれがいろんな方向を向いてしまうと借金も返せなくなるので、家族で集まって、ひと月ごとに目標を決めることで、意識し合うようになりました。それに、みんなの顔をよく見るようになりました。」

――議事録を見ると、お子さんの成長も感じることができますよね。

もひかんさん「それは大きいと思います。議事録として紙に残してなかったら、忘れていることもたくさんあると思います。Twitterや画像のフォルダーに残すのも良いですし、『昔はこうだったよね』と振り返ることができるのは、いいことですね。」

――Twitterや本を拝見すると、なんでも話し合う仲の良い家族だなという印象を持ちますが、普段から家族とのコミュニケーションで意識していることはありますか?

もひかんさん「他のご家庭と違うなと思うのは、親がかっこつけていないところだと思います。自分の悪いところやダサいところも、全部言います。そうすると、子どもも正直に話してくれます。

『親はこうあるべきだ』というのがみなさんあるかもしれませんが、私たちはそんなことを言っている場合ではなかったので、『ほんまにお金ないねん』とそこからでした。子どもには、家庭の状況を正直に話しましたし、そこで子どもが家族の窮地だなと気づいたと思います。」

3:家族会議ができるのは幸せなこと

――もひかんさんの家族会議を知って、自分たちもやってみようと始めた家庭もあると思います。そんな方々に何かアドバイスはありますか?

もひかんさん「家族会議をやっている家庭は、その時点で幸せな家庭だと思います。家族会議をやりたいと思っても、パートナーが『そんなの恥ずかしいわ』って拒否する場合もあるでしょうし、子どもが思春期になって参加しないことだってあるでしょう。うちの家庭だって、それが起こる可能性があります。

だから、家族会議ができている時点で、幸せなことだと思うんですよね。アドバイスなんておこがましくてできませんけど、ひとり笑ったら、全員がつられて笑います。だから笑うことは大事だなって思います。」

――家族会議は1回どのくらい時間をかけていますか?

もひかんさん「1回20分~30分ですね。前月の目標をさらっと5分。来月の目標を5分。議題で15分ぐらいを話します。議題は各自持ち寄って、そこから一つ決めて話し合います。」

――議題については、事前に「考えておいて」と声をかける感じでしょうか。

もひかんさん「最初はそんな感じだったのですが、次の会議がこの日というのが分かっているので、その前の週からみんな議題を探し始めますね。ほぼ私のあら探しなのですが(笑)。議題に挙げられないように、気をつけて生活しています。」

もひかんさんの話を聞いて、家族会議は、家族の絆を確かめ合える場でもあると感じました。

書籍『なんでも解決! もひかん家の家族会ぎ』には、会議の議事録や内容の記録、家族の面白エピソード、もひかんさんのTwitter集などが収録されています。笑えて泣けて、ほっこり心温まる一冊。

微笑ましいやりとりに「家族っていいな」とあらためて気づかされます。子育て中のママこそ、ぜひ読んでみてください。

 ライター。Webニュースメディアや雑誌などで執筆中。得意ジャンルは美容、ファッション、エンタメ、お酒など。またアメリカ、カナダに留学経験があり、海外ゴシップ、セレブ美容にも関心がある。また一児の母であり、産後のダイエットや美容法についても研究中。

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