アナ雪とCGの新時代

All Disney artwork © Disney Enterprises Inc. 撮影/つるたま

第二次黄金期が終わり、ピクサーなどCGアニメーションスタジオの台頭でまた低迷期に突入。

『ターザン』から『塔の上のラプンツェル』まで今度は10年強の時を飛びます。

ピクサーを買収しジョン・ラセターをトップに迎えたディズニーは3DCGアニメーションを用い、濃密なストーリーで再評価を受けます。

『アナと雪の女王』の歴史的大ヒットを筆頭に、現在まで続く高い評価は皆さんも知る通り。

現代のアニメーションはコンピューターで描かれるため、展示作品はコンセプトアートが中心となります。

キャラクターのコンセプトやカラースクリプトなど、作品全体の空気を決めながらストーリーを練り上げていく、3DCGになっても変わらないディズニーらしいスケッチが見られます。

歴史は未来へと続く

モアナが身につけた伝統航海術は今まで通った道から進むべき道を知るものでした。

過去の伝説を知り、そこから学ぶことで未来への道が見えてきます。

ディズニーアニメーションの歴史の本物に触れられる機会は滅多にありません。

本物の原画の数々をぜひじっくりと堪能してください。

音声ガイドと図録もオススメです!

 

ディズニー・アート展 いのちを吹き込む魔法
2017年4月8日(土)〜9月24日(日)
開館時間:10:00〜17:00※入場券の購入および会場への入場は閉館時間の30分前まで
休館日:火曜日※ただし、5月2日、7月25日、8月1日、8日、15日、22日、29日は開館
会場:日本科学未来館 企画展示ゾーン(東京・お台場)

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