【ディズニー・アート展】“歴史が未来を作り出す”90年間のディズニーの秘密を“保管人”にインタビュー

CGになっても歴史は続く

All Disney artwork © Disney Enterprises Inc. 撮影/つるたま

ディズニー・アート展では、『塔の上のラプンツェル』以降の3DCG作品のコンセプトアートなども展示されています。

CG化されたことで原画を一枚一枚描く必要がなくなりましたが、ARLの資料は今後どうなっていくのでしょうか。

−3DCGはデータですが、3DCGアニメーションのデジタルデータも管理しているのでしょうか

ディズニーアニメーションがCGになってから10年ほど経ち、全ての作品に多くのデータがあります。

ARLはディズニーアニメーションのアートワークも管理しています。

今ARLはこれらのデジタルアートをアーカイブできるように作業をしています。

歴史を未来へと繋ぐ貴重な夢の空間!

ディズニーのアニメーターたちは、ARLの資料で過去の名作を参考にしながら新しい作品を作り出しています。

ディズニー・アート展は、アニメーターが普段見ている美しい歴史の数々を、私たちも一気に見ることができる大変貴重な空間です。

ディズニーアニメーションの歴史が詰まった「ディズニー・アート展 いのちを吹き込む魔法」。

この展示からインスピレーションを受けて、未来のディズニーアニメーションを担うスターが生まれるかもしれませんね。

ディズニー・アート展 いのちを吹き込む魔法
2017年4月8日（土）〜9月24日（日）
開館時間：10:00〜17:00※入場券の購入および会場への入場は閉館時間の30分前まで
休館日：火曜日※ただし、5月2日、7月25日、8月1日、8日、15日、22日、29日は開館
会場：日本科学未来館 企画展示ゾーン（東京・お台場）