妥協はNG!シェアハウス入居前に、家計目標をしっかり立てるべし

そして、重要となってくるのが、お金の部分です。シェアハウスの場合、家賃に水道光熱費や共益費、管理費を折半した額がプラスされるのが、一般的。

また、ハウスによっては、初期に保険加入が義務付けられていたり、家賃を何ヶ月分か前払いしたりする必要があります。

それだけでなく、一般的な1人暮らしよりも安く済むとは言え、新生活用に購入すべき家具などの予算も含める必要があるのです。

初期費用と月々支払う家賃分を考慮した上で、しっかりと家計目標を立てておくようにしましょう。特にシェアハウスに入居する目的が、貯蓄や節約の人は、長期不在の場合は値引きがあるかなども確認するのがオススメです。

そこに入居する気で、内覧を!

物件の条件を洗い出し、家計目標も設定したら、早速物件探しです。最初は、インターネットで条件が合うところをじっくりと洗い出しましょう。1ヶ月くらいかけてもいいくらいです。

それから、気になった物件を3つ程度に絞って内覧へ行ってください。「行ってみたら、写真と違った……」「こんな雰囲気だとは思わなかった」ということは結構あります(私自身、違いすぎて驚いた経験あり)。

その際は、条件に見合っているかだけでなく、これから紹介するシェアハウスならではのポイントを押さえて1つ1つ確認してくださいね。

(1)リビング・ダイニング

シェアハウス内で一番人が集まる共有スペースだからこそ、住人内でどれだけルールがしっかり守られているかを確認することができます。

またそれ以前に、シェアハウス内でどれだけしっかりとしたルール作りがされているかも確認できるでしょう。私物がゴロゴロころがっている、なんだか汚い感じがするという場合は、注意した方がいいです。

必要な小物類は揃っているか、冷蔵庫などの共用備品はどう使われているかも、確認してください。大家さん側の管理が行き届いているかも、ここでチェックできます。

(2)水回りのキレイさ

台所や洗面所、トイレなどの水まわりには、シェアハウスの雰囲気や住人の性格が出る部分です。キレイということは、こまめに掃除されており、住人同士が「ここは共有スペースだから綺麗に使わないと!」という意識を持っていることの表れ。

ルールもしっかりと守られており、それぞれが気を使って生活しているシェアハウスと考えて問題ないでしょう。

(3)管理人の対応

例えば、シェアハウス周りの環境などを自身で調べる前に、管理人さんに聞いてみてください。ここで曖昧な返答が返ってきた場合は、しっかりとシェアハウス自体が管理されていない可能性があるからです。

入居する側のことを考えている管理人さんであれば、答えに詰まることはないはず。どんどん質問して、管理人さんが知っておくべき情報を知っているか、逆面接しちゃってくださいね。

管理人さんの感触が悪いハウスだと、なにか問題があったときに対応してくれなかったり、お金の問題で揉めたりすることもありますから。他の条件が良くても、管理人さんが合わないと思ったらやめておく方が、後々後悔せずに済みますよ。

まとめ

せっかくの新生活を台無しにしないためにも、手軽に入居できるとは言え、シェアハウスは慎重に選ぶべきです。

やはり、赤の他人と共同生活をするわけですから、多少なりともストレスに感じる部分が出てきてしまう可能性があります。

できるだけ、快適に新生活をスタートできるように、慎重に「シェアハウスに入居する目的」からじっくりと考えるようにしてみてください。よいハウスが見つかりますように。

<参考> 
シェアハウスの入居問い合わせ数20万件突破 - ひつじインキュベーション・スクエア

年上男性専門の恋愛コラム二スト。ブスでいじめられた過去を持ちながら、大学時代はキャバクラでアルバイト。なぜか新人賞を受賞する売れっぷりを体験し、「世の中、顔じゃない」と悟る。付き合った男性の90%は、なぜか歳の差10歳以上。彼氏=足長おじさん時代から、ようやく脱出し、現在“真面目な恋愛”を勉強中です。2016年にKindle本を出版予定。