お茶目で俊敏、ジェラトーニ

いつも元気なジェラトーニ©Disney(撮影/YOSHI)

ダッフィーが、ミッキーとの旅の途中で出会った、猫の男の子のジェラトーニは、絵描きです。

ジェラトーニは、ダッフィーに、心に感じたことを、絵にする歓びを教えます。

サンテグジュペリの「星の王子様」を彷彿とさせますね。

星の王子様がキツネから、大切なものは目には見えない、と教わったのと同じです。

緑と白の魅力

ジェラトーニの外見の特徴のひとつは、淡いグリーンの毛色に加え、末端が白く、毛色を引き立てていることです。

顔のミッキー・シェイプと首元の毛に加え、両耳、両手、両足、しっぽの先は全部白です。

ミッキー・シェイプの、耳と顔に相当する部分のバランスも、ダッフィーたちと違って、顔部分が小さいですね。

毛足は細く長めで、ストレートです。

さらに、耳の内側、鼻、両手・両足のミッキー・シェイプの肉球が、淡いピンクで、子猫らしい幼さも備えています。

エメラルドグリーンの大きな瞳も、忘れてはいけませんね。

ショーのジェラトーニは、絵筆にもなる長い尻尾を、忍者が刀を背負うが如く、背中にS字型に上げています。

動物は、元気な時や、機嫌のよいとき、尻尾を上げていますね。

口も、ダッフィーたちよりも大きめに開いています。

ショーのダッフィーたちのニッコリ笑顔に対して、ジェラトーニは、はつらつと笑っている口元ですね。

ジェラトーニが元気いっぱいに踊ったり、走り回ったりする姿にぴったりです。

子猫のすばしこさ

ジェラトーニは、絵が上手というだけでなく、俊敏な動きも魅力です。

プロポーションでは、ダッフィーたち同様に、身長に対する頭の割合が大きいのですが、手足がクマより細く、お腹もあまり出ていません。

そこで、小回りが利き、ダンスも上手です。

クリスタル・ウィッシュ・ジャーニーで、マックスと並んで、巧みに踊る姿も、驚きと歓びで迎えられましたね。

ジェラトーニがよく見せる仕草の一つに、両手で自転車のペダルを激しく漕ぐようにしながら、いやいやをするように上半身を振る、という動きがあります。

何を見ても嬉しくてたまらず、じっとしていられない、好奇心旺盛な子猫らしさがよく表れています。

また、好奇心旺盛ゆえに、イタズラ心もあります。

マイ・フレンド・ダッフィーでは、みんなへのサプライズとして、船の色々な場所に、密かに絵を描いていました。

ショーでは、静止しているダンサーに触っては、口に手を当てて、ウフフと笑う仕草を見せたりします。

活発でお茶目なところが、ジェラトーニの魅力です。

 

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