イベントに出席した佐々木希

 映画『光をくれた人』試写会トークイベントが19日、東京都内で行われ、佐々木希が出席した。

 この作品は、孤島で暮らす灯台守の夫婦に訪れる幸福と痛みを繊細に描くラブストーリー。2人の献身的な愛と、最も大切な人を守ろうとするけなげな姿に涙する人が世界中で続出しているといい、佐々木も「初めの方から涙が止まらず、最後まで号泣みたいな感じでした。大切な人を最後まで守り抜く姿にとても心が締め付けられました」と感想を語った。

 劇中で描かれる夫婦愛には「すごくキュンキュンしました。2人でマイケル・ファスベンダーさんのひげをそるシーンは見ていてすごく幸せな気持ちになりました」と日常の何気ないシーンへの共感を語り、「どんなことがあってもお互いに味方でいることもそうだし、きちんと毎日コミュニケーションを取ることが大事だと思う。いいことも悪いことも乗り越えていける強い夫婦になれたらと思います」と理想の夫婦像を明かした。

 一方で、自身にとっての“人生の光をくれた存在”を問われると「愛犬ですかね。予想と違うようなことを言ってしまってごめんなさい」と笑わせ、「デビューして間もないころから犬を飼っていて、いいときも悪いときも一緒に過ごしてきています。9年間一緒にいるので大変なときに支えになってくれました」と絶大な信頼感を語った。

 この日がアンジャッシュの渡部建との結婚後、国内では初の公の場登場となった佐々木は、祝福の声に「ありがとうございます。ちょっとドキドキしますね。たくさんの方がいらしてくださったのですごく緊張しています」とはにかんだ。婚約指輪は多忙からまだもらっていないといい、左手中指に光る指輪については「これは衣装でございます」と説明した。

 同じ理由で挙式も「本当にまったく決まっておらず。(年内には)したいですけど、あちらもすごく忙しい方なのでどうなることやらって感じです」と答え、子どもの予定は「本当にまったくなく。どちらも3人きょうだいなので、何人でもほしいです」と幸せオーラを振りまいていた。

 映画は5月26日からTOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー。