サンボマスター サンボマスター

サンボマスターが、2年ぶり6枚目のオリジナル・アルバム『ロックンロール イズ ノットデッド』を7月11日(水)にリリースする。2011年、彼らは長年所属していた事務所とレコード会社を移籍し、ライブを重ねながら震災以降の日本で自分たちが鳴らすべき音楽を探求し、それを体現し続けた。その果ての揺るぎない答えとして完成させたのが本作である。

サンボマスター ライブ情報

『ロックンロール イズ ノットデッド』リリースに寄せて、サンボマスターの3人がインタビューに応じてくれた。最強のラブソングとしてのロックンロールを響かせようとするサンボマスターの真髄が刻まれた同作。山口隆(唄とボーカル)は「新しい傷みとか、新しい闇みたいなものをぶっ潰すアルバムを作りたかったんです。傷みとか闇って、新型ウイルスみたいなもので、どんどん形を変えて進化するじゃないですか。で、俺たちはそれに徹底的に抗う音楽を鳴らしたかったんですよね」と語る。近藤洋一(ベースとコーラス)は、「2011年のライブで抱いた感情とか会場を包み込んでいた空気100%表現したいと思ったので。そのピースを埋めていくためにこういう曲もあったほうがいいんじゃないかという話をして。そのなかで『ロックンロール イズ ノットデット』というキーワードが出てきたときは特別な感触を覚えました」と言う。木内泰史(ドラムスとコーラス)は、「震災があって、もう音楽ができないかもしれないというところからスタートしましたけど、それでも1年間ライブをやってきて、お客さんからすごいパワーをもらって。やっぱりロックは死ななかった、これからも死なない、ということを体感したので。だからこのキーワードが出てきたときは、強い確信がありました」と、制作状況を振り返る。

9月17日(月)からは、同作を携えた「ロックンロール イズ ノットデッド ツアー 」をスタートさせる。

サンボマスターのインタビュー全容は@ぴあ『今週のこの人』のコーナーにて掲載。