「せっ、先生!やっぱりちゃんと妊活したいです。不育症とヘパリン注射を考えるとせめて年齢が1歳でも若いうちに妊娠することで少しでも他のリスクを減らしたいんです!」

すると先生は、
「なるほど…だったらまずは『タイミング法』をやってみましょうか?」
と、提案してくれたのです。

「まずは基礎体温を毎日つけて、排卵日を予測してみてね。
だいたい目星がついたら、排卵日前後に何回か頑張ってみてください。
でも、すぐに効果が出るとも分からないから、あまり気張りすぎないでね(ニコッ)」

「…はいっ!わかりましたっ、頑張ります!!」

とにもかくにも、やるべきことができるとそれはそれでウキウキしてくる人間のサガ…(汗)

帰宅後、旦那にも「ちょっとワタシ、『タイミング法』っての始めるから協力してね!」と説明。
同じくマイペースに構えていた旦那も一瞬ビックリしつつも「おっ、おう!」と同じ目線でタッグを組んでくれました。

妊娠できても待ち受けるのは辛い戦い。だけどーー

まずは早速、机の奥にしまい込んでた基礎体温計を引っ張り出して翌日から起きたら体温測定!

ワタシ「うむ、今日は低めの36.4℃か。生理開始時期から計算してこの日が排卵日かな?」
旦那「おっ、じゃあそこらへんで…頑張りますか…っゲフンゲフン!(赤面)」

などと二人で基礎体温トークなどをしたりして朝の会話がちょっと増えたり。

あとは妊婦さんにもいいと噂の『ま・ご・わ・や・さ・し・い』*の食生活にもトライ。
(✳︎「豆」「ごま」「わかめ(海藻類)」「野菜」「魚」「しいたけ(きのこ類)」「いも」の頭文字。)

それにちなんで、朝は胡麻・きなこを入れた牛乳を飲んだり、
昼は蒸し野菜やキノコのグリル焼き、肉中心だった夕飯はホッケの干物や鮭の炊き込みご飯、マグロのあら煮などを出し、
「メニューはマンネリでもいい!とにかく食の環境をかえるぞ!」
…と、なるべく身体にいい食生活を心がけました。

それから運動…とまでは言えないですが、
最寄駅までは自転車を使わず徒歩で歩くようにしたり、
電車に乗るときは階段を使うようにしたり、
旦那との週末デートは、ちょっと遠出して相模湖や高尾山にハイキングに行きました。

すると、「あれ…?前までキツかった坂道もそこそこ登れるぞ!?」と体力がつき、「出産時はきっともっと体力がいるだろうから今のうちから頑張っとこ!」とワクワクしながら旦那とイッパイお散歩することができました。

これまでどおり、葉酸サプリ、骨盤ストレッチ、半身浴なども続け、前向きに生活をしていると、

「ああ…自分いま妊活頑張ってるなぁ…やっぱり妊娠を考えるのは楽しいなあ…」

と、今まで自分が押し殺してきた素直な気持ちが湧き出てきたんです。

ーーいつまで妊活生活が続くかわからない、
頑張っても結果がともなわない現実もある、
生理が来たら今まで以上にショックで旦那にもキツく当たってしまうかもしれない。

だけど、マイペース妊活で言い訳しながら妊娠を待つよりも、
真っ正面から妊活に向き合う自分のほうがワタシは好きだーー

おっしゃあ!もう覚悟は決めたぜ!!
これからは自分に正直に生きるぜ!!

…そう心に決めた矢先、微熱のようなホテリと胸の張り…

…あ、あれ?生理予定日は過ぎてるけど…いやいやいつもの生理来るパターンじゃ…?

毎度の妊活で妊娠検査薬は家に常備されてます。
おそるおそるトイレで試してみたら…

ま、まさかの陽性!!!

スグに旦那に写メって報告。
「うおおおっ!妊娠キターーーーー!!」
旦那も「うわあああマジかああああ!!」と興奮のメール。

このとき、頭をスグよぎったのは
「妊娠したらスグに教えてね。ヘパリン注射開始するのは早い週数からがいいから!」
と言っていた担当医の言葉。

電話してすぐさま病院へむかい、担当医に妊娠の件を告げると
第一声は「ええっ!?」でした(笑)

まさかワタシも担当医も
『タイミング法』開始1ヵ月ほどで妊娠するとは思っていませんでした。

先生「いやあ、良かったですね!じゃあ早速ですが自己注射の方法を1泊2日の管理入院で覚えてもらいます。いつぐらいがいいですか?」
ワタシ「なる早でいつでも!!」

こうして妊娠発覚と同時に妊娠5週目から自己注射治療を開始し、
『赤ちゃんを授かる戦い』から『赤ちゃんを生かす戦い』がスタートしたのです。

今思い返しても、
なんであんなに3年も妊娠出来なかったのにタイミング法1ヵ月で妊娠できたんだろう?
という疑問は尽きません。

ホントに『子どもは授かりもの』なんだなぁと痛感します。

2人目を妊活することになっても、ワタシはこのことを忘れずに
待っ正面から向き合っていこうと思います!


つづく

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 大手出版社から単行本を数冊発表し、現在は休業中の(元)漫画家。アシスタント業をメインにしながら、主婦業とお母さん業でも大忙しの毎日。夫である鈴木妄想とオタクトークで燃え上がるのも日課。息子の笑顔と各国アイドルのPVを見て癒されている。

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