IFA GPC 2017開幕、今年は経済が活気づくポルトガル・リスボンで開催

["\n【ポルトガル・リスボン発】毎年9月にドイツ・ベルリンで開催されるコンシューマエレクトロニクス製品の総合見本市「IFA」。開催に先立ち世界各国の報道関係者を集めて今年の見どころなどを紹介する「IFA GPC(Global Press Conference) 2017」が4月20日、ポルトガル共和国・リスボンで開幕した。23日まで開催される。

\n 世界およそ60か国350名の報道関係者が、リスボン・マリオットホテルに大集結。初日のオープニングパーティーでメッセベルリンのChristian Goekeチーフ・エグゼクティブ・オフィサーは、「昨年の中国・香港での開催から、今年はヨーロッパ、リスボンに戻ってきた」と話した。また来賓として訪れた、ポルトガル・経済産業省のJoao Vasconcelos産業長官を紹介した。

\n Vasconcelos長官は「GPCの開催にポルトガルを選んでくれてありがとう」と、まずは挨拶。「現在ポルトガルは、経済的成長率がマイナスからプラスに転換し、とても上向きの状態にある。現在優先的に取り組んでいるのは、家電・デジタル領域での投資拡大だ。最近の最も大きな投資元としてボッシュが挙げられる。幅広い家電領域で1億ドルの投資を行った。さらに世界からの投資を募りたい。また、リスボンは、CNNが世界の最高の旅先の1つに選んだ街でもある。リスボンを歩い匂いを感じて楽しんでほしい」と語り、ポルトガルとリスボンの魅力をアピールした。

\n なお、「IFA 2017」は現地時間9月1日から6日まで、ベルリンのメッセベルリンで開催される。(BCN・道越一郎)

\n