3.靴下を重ね履きする

「冷え取り特集をやっていた雑誌を読んで、絹の5本指靴下、綿の5本指靴下、絹の普通の靴下、綿の普通の靴下を4枚重ね履きし始めました。さすがに自宅にいるときだけですけど。

冷えに困っていたのですが、毎晩お風呂上がりに重ね履きをした後は、体がぽかぽかと温かい状態を長くキープできるようになり、冷えの悩みが改善されました」(31歳/秘書)

体の末端である足の指は冷えを感じやすいパーツのひとつ。「冷えて感覚がない」とつらさを訴える女性も少なくありません。

4枚重ね履きは難しくても、2枚重ねるだけでだいぶ違います。室内で過ごしているときだけでも一度試してみては。

4.料理に乾燥生姜を加える

「料理に“乾燥生姜“を入れるのが習慣化しました。体を温めてくれる食材の代表格といえば生姜ですよね。何よりいろいろな料理に合って、使いやすいのも魅力的。

いろいろ調べていると、生よりも乾燥の方がいいと知ってから、乾燥生姜を作るようになりました。スーパーで大きいのを手に入れたら、使う分だけ薄切りにしてレンジでチンするだけです。

一番よく入れるのは野菜スープですね。スープの温かさも相まって、体がしっかり温まるのを感じます」(33歳/編集)

生の生姜よりも冷え性改善に効果が期待できる、として知られるのが乾燥生姜。天日干しにして乾燥させるのが難しい場合は、電子レンジでさっと作れます。薄切りにした生姜を2分チンして裏返し、さらに2分チンすると、焦げの心配もなく、ちょうど良い乾燥生姜ができあがります。

5.3つの「首」を温める

「首と手首、足首を冷やすと良くないと聞いて以来、その3つは基本的に冷やさないようにしてきました。暑い時期を除き、首元には巻き物をし、手首と足首は出しません。

3つの“首”のケアに気をつけ始めてから、なんとなく体温が上がったような気がしています」(28歳/主婦)

ネックウォーマーやレッグウォーマーなど、“首”を保護するアイテムを常に持ち歩いておくと、冷房の効いた場所に長時間いるときも、温かくして過ごせて安心です。

春を迎えて暖かくなってきた今日この頃。だからといって、冷え対策を怠るのは危険。年間を通して温かい体を維持する習慣を自分のものにしてくださいね。

フリー編集者・ライター。岡山県出身。中央大学法学部卒業後、楽天、リアルワールドを経てフリー編集者/ライターに。関心のあるテーマは女性の生き方や働き方、性、日本の家族制度など。結婚・離婚を一度経験。11月14日に『はたらく人の結婚しない生き方』を発売。