◆アイスクリームの日
東京アイスクリーム協会(現在の「日本アイスクリーム協会」)が1965年より実施。アイスクリームのシーズンインとなる連休明けの時期である5月9日に、東京アイスクリーム協会が記念事業を行い、諸施設へアイスクリームをプレゼントしたそうです(東京オリンピックを開催するにあたり、新しいモノゴトが取り上げられる時期であったようです)。以降、この日を「アイスクリームの日」として、各種のイべントを実施しています。

なお、アイスクリームの日の由来として、1869(明治2)年に町田房蔵が横浜の馬車道通りに開いた「氷水屋」で、日本初のアイスクリーム「あいすくりん」を製造・販売した日であるといわれていましたが、最新の調べでこれは旧暦6月(新暦7月)のことで5月9日ではないということです。

◆5月はアイス指数もアイスクリーム日和を示す
一般にアイスクリームは気温がセ氏22~23度を超えると食べたくなると言われ、30度を超えると氷菓やかき氷へ移行するため、22度~28度の気温が適温とされます。日本気象協会のサービスとして掲載される「アイスクリーム指数」は、湿度と、天候などを計算したアルゴリズムでアイスのオススメが変化します。

関東近郊では5月初旬はアイス指数も50~60を刻み、アイスクリームに適した指数となり、アイスクリームを勧める日が多くなります。(70以上はシャーベット90、100はかき氷を勧められる)アイスクリームメーカーからの新商品も並ぶため、一年でもっともアイスクリームが話題に上る時期でもあります。

◆若年層もシニア層にも、国民にまんべんなく好まれるデザート「アイスクリーム」
昨今のアイスクリーム市場は、少子化による子供の需要低下に影響を受けず、世代で購入額が増加しています。アイスクリームに慣れ親しんで育った世代が高年齢化したことにより、これまでの高齢者層とは違値観を持った新しい高齢者「アクティブシニア」層のアイスクリーム需要や、メーカー各社の努力による「季節を問わない市場の開拓」や、「プレミアム市場の開拓」などの新たな切り口で需要を増やしています。

またスイーツや和菓子等のデザートのランキングでも常にトップとなるのもアイスリームであり、国民の人気デザートでもあります。

台湾「綿綿氷」

【開催概要】 タイトル:アイスクリーム博覧会 2017
会期: 2017年5月2日~9日(8日間) 営業時間 10時~19時 (最終日9日のみ16時終了)
場所:イオンレイクタウン(埼玉県越谷市) mori1階 噴水広場 特設会場

出店店舗

◆ニッポンのアイス&ご当地アイス◆
(1)北海道 サンタチューボー! 
(2)福島県 G501 
(3)広島県 しまなみドルチェ
(4)沖縄県 ブルーシール 
(5)ご当地観光地アイス(レックス・ベリー)
(6)ご当地ソフトクリーム(SweetBox) 
(7)ニッポン選抜!カップアイスミュージアム

◆世界のアイス◆
(1)イタリア:アジア人初ジェラート大使のジェラート(石川県「マルガージェラート」)
(2)トルコ:正式伝承者ギュネイ氏の“のび~るアイス”ドンドルマ

<企画商品>

(3)メキシコ「ディープフライアイスクリーム」
(4)ドイツ「スパゲッティアイス」 
(5)台湾「綿綿氷」
(6)イギリス「コットンキャンディーソフトクリーム」 
(7)台湾「盆栽アイス」