アルルカン・來堵(G)
アルルカン・奈緒(G)

「僕が作りたかった黒は、”なんとなくかっこいい”黒ではなかった」と、この日に対する暁のMCをはさみ、続いての『MAZE』や『像』といったアッパーチューンで更に盛り上げていく。

一転してミディアムナンバーの『カルマ』から『clepsydra』、『lullaby』へと続いていく。

MCでは「”赤”は自分の外側から感じる幸せを取り込む、”黒”は内側から自分が感じる不自由を薄める、という感じです」と説明し、「赤は(伝わることに)心配してないけど、黒は時間かかります」と伝え、「めんどくさいけどちゃんとついてきてください」とまとめた。

アルルカン・祥平(B)
アルルカン・堕門(Dr)

そして始まった『拒絶』、『imp』、ラストスパートといわんばかりに『ハッピーセット』、この日を象徴するような『影法師』を畳み掛ける。

「今日ここを選んでくれたことの意味を、お前たちのその声で教えてくれ!」と暁の叫びからの『クオリア』で締めくくるところだがーートラブルで再度仕切り直し、「僕たちが出来上がるには時間がかかります! 付き合ってくれるか!」と2度目の『クオリア』を放ち、暁の「思いっきり確かめ合おうぜ!」という言葉の通りにバンド、観客ともに全力で感情をぶつけ合うようなステージで幕を閉じた。

アンコールに応えて再びステージに現れるメンバー。先程『クオリア』での堕門の同期ミスや奈緒が揃いのツアーTシャツではないことをいじるという和やかな一幕を経て、再び『像』で盛り上がり、1日目は終了となった。