忍びの初芽(有村架純)

 V6の岡田准一と女優の有村架純、俳優の役所広司が出演する映画『関ヶ原』(8月26日全国ロードショー)の本予告が4日、解禁となり、岡田演じる石田三成が率いる西軍と役所演じる徳川家康が率いる東軍の大迫力な合戦シーンや、有村架純演じる初芽のアクションシーンが初お披露目された。

 歴史小説界の巨星・司馬遼太郎原作「関ヶ原」を、『日本のいちばん長い日』で第39回日本アカデミー賞優秀作品賞、及び優秀監督賞を受賞した巨匠原田眞人監督が実写映画化。

 「義を貫く者に心惹かれます」の言葉通り、豊臣家への忠義を貫き西軍を率いた石田三成を、NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」、映画『蜩ノ記』以来の本格時代劇出演となる岡田が熱演。天下取りの野望を抱き「三成にはつくづく腹がたつ!」と声を荒げ西軍討伐に意欲を燃やす東軍大将を、家康役はこれが初となる役所が挑む。そして、命を懸けて三成を守る忍び・初芽役で、有村が本格時代劇に初挑戦。殺陣などのアクションシーンを披露するほか、その密やかな“恋”の行方にも注目が集まる。

 誰もが知る「関ヶ原の戦い」の誰も知らない「真実」が描かれるというこの作品。日本の歴史を大きく変えた天下分け目の戦いは、家康の「全軍出撃!」の号令と共に、名だたる大名たちが、「西軍」(約10万人)と、「東軍」(約7万人)に分かれ、関ヶ原の地で激突し、幕を開けた。

 史上最大の戦いの裏で繰り広げられる個性豊かな武将たちによるさまざまな策略と図らずもその策略に巻き込まれていく者たち。騎馬隊や鉄砲隊が入り乱れる戦火の中で、「勝機は我にあり!」と兵士たちを鼓舞し戦い続ける石田三成がこの戦いに懸けた思いとは…? そして史実に残る世紀の大逆転劇の裏側で起きた、誰も知らない「真実」とは何だったのか。今後の展開が気になる予告編となっている。

https://youtu.be/HTqGWAbHmh0