東方神起 東方神起

再始動後、初めての全国ツアーで55万人を熱狂の渦へと巻き込んだ東方神起。つい先日には、約3年半ぶりにファンクラブイベントを開催し、日本音楽史上最大規模の10万人を動員するなど、その人気はとどまるところを知らない。そんな東方神起が、今年2作目のシングル『ANDROID』を7月11日にリリースした。同作は、過去に例がないほど激しく、かつ力強いダンスが目を引き、東方神起の真髄を発揮するダンスナンバーだ。上半期をライブ・ツアーに費やし、ひと回りもふた回りも成長した彼らが自信をもってリリースする新曲について話を聞いた。

昨年7月にリリースした『Super star』以来のダンス曲となる同作は、ハイテンポにビートを刻むパワフルな楽曲だ。「夏なので、盛り上がる曲がほしかったんです」とユンホは語る。チャンミンは「夏にふさわしい、ビートのある曲です。今年の夏をこのシングルと一緒に過ごしてもらえば、本当に楽しく、涼しく過ごせるんじゃないかな。ぜひ、そうしてもらいたいですね」と笑顔でアピールした。

楽曲には「自分の中にある不安や心配を打ち破って未来へ頑張っていこう」というメッセージが込められ、振り付けは、ふたりのダンスグループとしての真髄を発揮する激しいダンスが全面に押し出されている。チャンミンは「とにかくダンスが激しいんです。細かいステップが多くて、東方神起の今までの曲の中でも、他にないくらい」と苦労を明かす。一方のユンホも「個人的には東方神起の限界に挑戦する曲だと思っています」と話し、「『自分だけの壁を乗り越える勇気』(というメッセージ)が込められていて、みなさんに東方神起の“新しいバージョン”を見せたいです。激しいダンスの中にも、スタイリッシュなイメージを感じてもらえたら」と意気込む。

今年1月から4月まで開催した、再始動後、初めてとなる全国ツアーについては、「3年ぶりのツアーだったし、去年新たなスタートをしてから初めてのツアーだったのでプレッシャーもあったんですが、プレッシャーがいい意味での緊張に繋がって、実際にやっている自分たちも楽しめました」と自信をのぞかせたチャンミン。ユンホは「格好いいパフォーマンスと歌は基本ですが、それがお客さんにちゃんと伝わるかどうかは、ファンとの絆の深さの問題だと思っています。みなさんと、やっぱり歌で共感したいと思っているから、『東方神起のライブ楽しいね』って言ってもらえたら本当にうれしい」と目を細めた。

このインタビュー全文と東方神起の動画コメントは「@ぴあ」インタビューに掲載中。