女の子に比べて活発で、時には予測不能な行動を起こす男の子たち。

特に、小学校入学前の時期は自由奔放。親としても、できるだけ叱るよりもほめたいのが本音です。でも、ついついいたずらが過ぎるわが子に叱ってばかり。中には自己嫌悪になってしまうお母さんも。

そこで今回は保育士経験もあり、自身も3人の息子を持つという小崎恭宏さんの著書『男の子の育て方(洋泉社mook)』から、男の子の叱り方のポイントをまとめました。

怒ると叱るはどう違う?

子どもの行動に対して、声を荒らげて注意する。これって、怒っているのでしょうか?それとも叱っているのでしょうか?自分の中では叱っているつもりでも、もしかしたら怒っているのかもしれません。

小崎さんによると、「叱る」と「怒る」には違いがあります。

「叱る」には明確なゴール設定がありますが、「怒る」は感情をぶつけているだけでゴールもメッセージ性もありません。感情が高ぶってしまうことがあっても、伝えるときは「叱る」になるようにしたいですね。