頑張って時間をかけて片付けをしているつもりなのに、全然片付いた気がしない……いつのまにかまた散らかってしまう……

そんな悩みを抱えているママは多いはず。

実はその原因は片付けたい範囲を広げすぎたり、使いやすい場所に収納できていなかったり、”効率の悪い片付け方”をしているからかも!?

今回は三篠凛花さんの『時間が貯まる 魔法の家事ノート』から、誰でも簡単にできる5ステップ収納術を紹介。

片付けにちょっとした”逃げ道”を作ることによって短時間で整理や収納が完了する、時間のないママにも嬉しい時短収納テクニックです。

ステップ1: 片付ける範囲やタイムリミットを決める

片付けをしても結局時間がかかって中途半端になってしまう、ということはありませんか?その理由は片付ける際に「大風呂敷を広げてしまう」から。

まずはどこの部屋を片付けるのか、どのくらいの時間で終わらせるのかなど、事前にルールを決めておくことで、片付けの作業が煩雑になってしまうことを防げるのだそう。

また、どこの部屋を片付けるのかを決めたら、多くの場所に手をつけるのではなく、具体的に片付けるスペースを決めて作業にとりかかることが大事。

たとえばキッチンなら、「シンク下の収納スペースだけ」、リビングなら「テレビボードの引き出しだけ」など、狭いせペースからはじめるのがポイント。
出典(『時間が貯まる 魔法の家事ノート』著・三篠凛花)

時間の目安としては、引き出しなど小さなスペースなら1時間、クローゼットや押入れなど広めのスペースの場合は3時間ほどに設定しましょう。

ステップ2: 分別作業には”逃げ道”を作る

片付けをするスペースが決まったら、まずそのスペースの中にあるものをすべて引っ張り出します。

ここから必要なものと不要なものに分別していくのですが、ここでもポイントとなるのは時間をかけないこと。

1つのものにかける時間は10秒。どんどん分別していきます。

ここでちょっと”逃げ道”を作るのが三篠さん流。

だらだらと時間をかけてしまわないよう、最初に決めたタイムリミットがきたら分別仕切れていないものを「おやすみボックス」に入れて、一時中断です。

しっかりと分別仕切れなかったもののためのスペースを作ることによって、作業再開の時にまた一から片付けをしなければならない、なんて事態を防ぐことができます。