お子さんの手が離れはじめる時期に、夫の心が離れやすくなるのはなぜ?

お子さんが生まれたら、がむしゃらにならないといけない時期が続きますよね。

特に、乳児期は3時間おきに授乳しなければなりませんし、おむつの世話や夜泣きで、片時も目が離せないはず。パパが育児に積極的に参加してくださるご家庭でも、本当に大変だと思います。

幼稚園・保育園に入ったら入ったで、乳児期のような手間はなくなるものの、やはりお子さんに手がかかるのは変わりません。とはいえ、小学校に上がって3年生くらいになると、手がかからなくなりはじめますよね。

そうなると、夫婦の会話が極端に減ったり、夫がつれない態度を見せるようになって、不安になる女性も多いようです。
気を遣って夫に話しかけても「別に」という、つれない返事。

まるで無視されているようで、「なんなのよ。何か言いたいことがあるならはっきり言いなさいよ」と言ったら、大げんかになった。こういった経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

これって、実は、ご想像通り、夫の心があなたから離れはじめているサインの一つです。

脅かすつもりはありませんが、思い詰める男性なら、おぼろげながら、離婚も考えている可能性があります。

頭では理解しているが「妻」として接してくれる機会が少なくなると、夫は心が離れる

夫も、お子さんが生まれた時は、父親になった実感と幸せな気持ちで一杯です。とはいえ、乳児期の育児は壮絶といってもいいくらいですよね。

夫は、父親になる覚悟はしていたし、乳児期の育児が大変だということはわかっていても、妻が自分に対しての対応が、あまりにもおざなりに感じると、頭では理解していても徐々に心が離れていきます。

もっとも、女性は、授乳期になるとプロラクチンという、性欲を減少させる作用が生まれるホルモンが増加しますから意図しなくても、夫が疎外されていると感じる対応を取ってしまうことがありえます。