ママが産後うつから救われたと思う言葉4選!

今度は、産後うつを経験したママ達が、周りの人や夫からもらった言葉で「救われた」と思ったことについてまとめてみました。

「分かるよ~」

産後うつは、誰にも打ち明けられずに、1人で悩みを抱え込むことから症状が悪化します。

この時期はとにかく周りの人がママの話をゆっくりと聞いてあげることが大切です。

そして何より「分かるよ~」と共感してあげることが心の支えになりますから、周りの人、特に旦那さんは気遣ってあげるといいですね。

「頑張っているね」

産後うつになりやすい女性の傾向としては、「真面目で頑張り屋さん」が多いということ。

家事や育児を完璧にこなそうと日々努力をしていますから、そんな時に「頑張ってるね~」と声を掛けてあげることで、自分の頑張りを見てくれているという励みや自信になり、安心感につながります。

心の安定をはかるためには、頑張りを認めてあげることが先決なのですね。

「いつもありがとう」

「ありがとう」と感謝されると、次もまた頑張ってやろう!やってあげよう!という気持ちが自然と起こり、精神的にも安定します。

夫婦の場合はやってもらって当たり前という考えが根付いてしまう傾向があり、心では感謝をしていてもなかなか口に出して言えなってしまいますよね。

しかし相手に感謝を示す「ありがとう」という言葉は、人間関係を良好に保つ上で必要不可欠な言葉です。

妊婦中は特に意識して、ママの精神的安定のため積極的に掛けてあげたい言葉ですよね。

「頑張りすぎなくていいんだよ」

「頑張りすぎなくていいんだよ」という言葉は、ママが頑張っていることを認めてあげているのはもちろん、「自然に任せて焦らずゆっくりやればいいんだよ」というメッセージにもなりますから、ママにとっては精神的に安定する言葉になります。

逆に「頑張ってね」という言葉は、「既にこんなに頑張っているのに、これ以上頑張れというのか!」とママを追い詰めてしまいますから、励ましと思って掛けた言葉でも裏目に出ることがありますから注意が必要です。

このように、産後うつを回避するには、妊娠中から夫婦仲を良くし、相手を思いやることが必要だということが分かります。

現代はストレス社会ですから、夫も仕事で相当のストレスを抱えており、自宅ではそのストレスから解放され、言いたいことを言いたくなるのは分かりますが、今回お話したように「産後うつ」の引きがねになるかもしれないことを少しだけでも意識したいものです。

産後うつはママにとっても家族にとっても良いことはありません。

夫婦がお互いに理解しあい、ハッピーな出産・育児を経験したいものです。

これから子どもを作ることを考えている女性やプレママが産後うつから解き放たれ、幸せな子育てとなるよう、心よりお祈りしております。

ライター。不動産会社に10年ほど在籍し、賃貸営業、賃貸事務、売買仲介、売買仲介事務、不動産管理営業、不動産管理事務など幅広く経験。現在も不動産会社で勤務しており、おもに賃貸仲介をメインで活動中。好きな言葉は、「根拠のない自信はおおいに結構。それを裏づける努力をするべし」。二児の母でもある。