ヴァイッド・ハリルホジッチ監督 ヴァイッド・ハリルホジッチ監督

5月25日、『キリンチャレンジカップ』『W杯アジア最終予選』に臨む日本代表メンバーが発表された。ハリルホジッチ監督は「何人かの選手のパフォーマンスに満足がいかないため、入れ替えた」と説明。

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2年ぶりの代表復帰となる乾貴士について次のように語った。

「乾は宇佐美(貴史)との競争だったが、ここ最近いいパフォーマンスを見せ、ロジカルな結果となった。バルセロナ戦での2ゴールもそう。彼がA代表に戻ってきてくれて本当にうれしい。ただ、足首のケガの状態がわからないので、会って確認したい」

また3月のUAE戦で得点をマークするも、戦線離脱した今野泰幸の重要性についてこう説いた。

「イラク戦では今野のような存在が必要。イラク戦の前に2・3試合やってほしい。5月28日(日)の練習試合から出ると聞いている。ここで試合に出て、6月4日(日)の『明治安田J1』、シリア戦でも様子を見て、イラク戦に間に合ってほしい」

初選出の宇賀神友弥、三浦弦太、加藤恒平についてはこう語った。

「(宇賀神は)4バックの左SBで考えている。このポジションは色んな選手を試してきたが、次は彼の番だ」

「ここ2・3か月、最も注意して見たのが三浦だ。森重(真人)、丸山(祐市)のパフォーマンスには満足できなかったが、この若い選手はフィジカルでいい面を見せてくれた。空中戦に強く、後ろからの組み立てでも賢さを見せくれた」

「加藤は1年かけて追跡している。彼はボールを奪う役割ができるし、しっかり組み立てもできる。少し(山口)蛍に似ている」

25名の日本代表メンバーは以下の通り。
【GK】川島永嗣(メス)、東口順昭(G大阪)、中村航輔(柏)
【DF】長友佑都(インテル)、槙野智章(浦和)、宇賀神友弥(浦和)、吉田麻也(サウサンプトン)、酒井宏樹(マルセイユ)、酒井高徳(ハンブルガー)、昌子源(鹿島)、三浦弦太(G大阪)
【MF】今野泰幸(G大阪)、倉田秋(G大阪)、香川真司(ドルトムント)、加藤恒平(ベロエ・スタラ・ザゴラ)、山口蛍(C大阪)、遠藤航(浦和)、井手口陽介(G大阪)
【FW】岡崎慎司(レスター)、本田圭佑(ミラン)、乾貴士(エイバル)、大迫勇也(ケルン)、原口元気(ヘルタ)、久保裕也(ヘント)、浅野拓磨(シュツットガルト)

『キリンチャレンジカップ2017』シリア戦は6月7日(水)・東京スタジアム、『W杯 アジア最終予選』イラク戦は13日(火)・PASスタジアム(イラン)にてキックオフ。シリア戦のチケットは発売中。