ストレス社会で働く夫たちは、その心の底にどんな思いを抱えているのでしょうか。妻にできることは何か、考えてみましょう。

努力が認められない社会で

ネオマーケティングが実施した「ビジネスマンのリラックス事情に関する調査」の結果からは、働く男たちが日々ストレスと戦い、すっかり疲弊していることが感じ取れます。

何がつらいかって、「努力しても結果のみを求められがち」、そもそも「努力しても努力を認めてもらえない」と感じている人が、ものすごく多いのです。仕事とは成果で判断されるものだとわかっていても、それまでのプロセスが評価されない社会にはむなしさを感じますね。

認めてほしい相手は、妻

そういう中で、既婚ビジネスマンたちに「あなたが頑張っている時にねぎらいの言葉をもらいたい相手は誰か」という質問を向けると、最も多い答えは「妻」でした。

奥様、夫に十分なねぎらいやいたわりの言葉をかけていますか?

夫は、懸命に働いている自分をパートナーに認めてもらいたいと、強く願っています。そのことをどうか知っておいてください。

自宅で安らげないことは、夫婦の危機

ねぎらったりいたわったりするどころか、夫を粗末に扱っている……?そういう奥様は、自宅の雰囲気が妻次第で変わってしまうことを、まだ自覚していないのでしょう。

浮気調査のプロ・原一探偵事務所さんは、妻の態度が原因で夫が居づらさを感じることが、夫婦間のトラブルに発展した例を数多く見てきました。夫が浮気していなくても、自宅が安らげない環境であることは家庭の危機と考えています。

「調査員が夫を追っていくと、中には他の女性と会うわけでもなく、ただどこかで時間をつぶして帰るだけのことが結構あるのです。単に家にいたくないんだろうな……と思う調査結果は少なくありません」と原一さん。

つまり、帰宅拒否症気味の夫が多いというわけです。帰っても疲れるだけ、妻にガミガミ言われるだけ。だから帰りたくない……。そんな理由で、仕事を終えて疲れた体で街をさまよう夫の様子には、何ともせつないものがあります。

夫にホッとしてくつろいでもらえるような、帰りたくなる家にする。妻がそう意識すれば、そういう事態は避けられるような気がしてなりません。

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