事前に試せる「お試しお中元」セット

["\n 楽天は6月1日、東京・世田谷の楽天本社で、お中元のマナーを学べる講座「美味しく学べる 楽天市場 お中元の学校」を開催。あわせて、楽天市場のお中元の最新トレンドを紹介した。

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お中元関連の売上は5年間で約2.3倍に拡大

\n 楽天ECカンパニーファッション事業部ジャンル戦略グループの清水淳トレンドハンターは、「矢野経済研究所の調べでは、お中元の市場規模は縮小傾向にあるが、楽天市場のお中元関連商品の売上は、2011年から2016年の5年間で約2.3倍に拡大した」と話し、今年のキーワードとして「プチギフト・お試し」「自分買い」「趣味趣向」の三つを挙げた。

\n 「プチギフト・お試し」とは、貯まった楽天スーパーポイントで購入できる3000円以下の商品を指し、「感謝する相手に贈る商品を失敗しないために試したい」というニーズだ。

\n 「自分買い」「趣味趣向」としては、きれいな色のゼリーやオーガニックジュース、トレーニンググッズなどが人気という。買った商品やもらった商品、商品を使っている姿を撮影した写真をSNSに投稿する行為が広がり、SNSでの写真映えを意識して商品を選ぶ傾向が強まっていると分析する。

\n 今回、楽天では、「楽天市場」で人気のお中元商品をセットにした3種類の「お試しお中元」セットを用意。相手に贈る前に少量ずつ試せる。税込価格は、マッチョが選んだお中元セットが3000円、他の2セットは2000円。

\n お中元講座で講師を務めた里井真由美フードジャーナリストは、「現在はインターネットで注文して直接送ることもマナー違反には当たらないが、もともとお中元は、暑い季節に、相手への気遣いと感謝をこめて贈るもの。受け取る相手の状況に合わせて、7月上旬から15日までに届くように準備したいものです。のしは必ず用意して。また、メールでも手紙でもいいので、お中元を贈った旨を相手に伝えることが大切」と、知らない人も増えているお中元のマナーについて説明した。

\n また、お中元として家電製品を贈ることについて、清水トレンドハンターは、乗った人の体重がスマートフォンに届く機能付きの体重計を祖父に贈った事例を引き合いに出し、「楽天のお中元で人気の家電は空気清浄機や万歩計。身内に送る場合が多い」と説明。里井フードジャーナリストは、「よく知っている間柄の人には喜ばれる」とアドバイスした。