4月から仕事復帰したママは、そろそろ久しぶりの仕事場に慣れてきた頃でしょうか?

復帰したはいいものの、子どもが急な熱を出してお迎えになったりとバタバタして、周囲の同僚や上司に気を遣ってしまうことも多いかもしれませんね。

ワーキングママは子どものことで急なお休みや早退なども発生しがち。何かと思わぬトラブルが多いだけに、周囲と普段からうまくやっていくのが仕事を円滑に進めるカギです。

そこで、今回は『相手もよろこぶ 私もうれしい オトナ女子の気くばり帳 (SANCTUARY BOOKS)』より、メールと電話のやりとりにおいて、会社での人間関係を円滑にするテクニックをご紹介します。会社以外の人にも有効なテクニックもありますので、ぜひ普段の生活から取り入れてみてください。

会えないからこそメールや電話は気を遣って

メールや電話は、とても便利ですが相手の顔が見えないだけに特に注意が必要なツールでもあります。

逆に言えば、ここでしっかりと相手に好印象を与えれば、「しっかりした気遣いができる人」「仕事ができる人」という評価につながり、より人間関係がうまくいくこと間違いナシというわけです。

では、具体的なテクニックを10個、見ていきましょう。

1.着信があったら表示の名前を見て名前を言いながら出て

携帯で電話を受ける場合、登録されている人であれば名前が表示されますよね。

そこで、「◯◯さん、こんにちは」と相手の名前を言いながら出てみましょう。名前を呼ばれるのは誰でも嬉しいもの。さらに、先方も名乗ったり「◯◯さんの携帯でしょうか?」と確認する手間が省けます。

少しカジュアルなやりとりになるので、目上の人には不向きです。

2.姿勢を正して笑顔で声を出して

電話というのは相手に顔が見えません。なので、声がそのまま表情になります。

声に意識を集中して、少し大げさなくらいにリアクションし、地声より少し高めの声でやりとりしてみましょう。ながら電話も集中していないことが相手にバレてしまうので厳禁です。

相手には見えていないですが、姿勢をシャキッと正して笑顔で会話を心がけると、美人声になりますよ。

3.ガチャ切りは厳禁!ひと呼吸置いて

電話を切るときも注意が必要です。せっかく楽しく盛り上がって相手に好感を与えても、最後にガチャっと切るだけで残念な印象に。話が終わったら、切る前にひと呼吸置きましょう。携帯ではガチャっという音はしないものの、同様にするほうがいいでしょう。

電話を切る前に、忘れてほしくないことは再度伝え、最後に「夜分に失礼しました」「それでは失礼いたします」などの締めの言葉を添えるとよりきちんとした印象です。