「情熱価格PLUS」から発売する「ULTRAHD TV 4K液晶テレビ」

["\n ドン・キホーテは6月8日、プライベートブランド「情熱価格PLUS」の新製品として50V型の4K対応テレビ「ULTRAHD TV 4K液晶テレビ(LE-5050TS4K-BK)」を発表した。6月15日から一部店舗を除く全国のドン・キホーテで発売する。税別価格は5万4800円。

\n ドン・キホーテが、プライベートブランドとして4Kテレビをリリースするのは今回が初めて。「情熱価格PLUS」は、同社PBブランド「情熱価格」の中でも“お買い得感”を売りにしており、税込で6万円を切る4Kテレビはまさに価格破壊といえる。

\n メインボードを提供しているのは、東芝映像ソリューション。同社が開発するテレビブランド「REGZA」は、外部入力信号が画面に反映されるまでのタイムラグの短さに定評があるが、「ULTRAHD TV 4K液晶テレビ」も同様の特性を備え、レスポンスの速さが要求されるゲームも快適にプレイすることが可能だ。バックライトには「REGZA」中上位モデルと同じく直下型LEDを採用する。

\n 外付けHDDによる番組録画にも対応。番組表から録画予約できるほか、番組視聴中にリモコンの録画ボタンからワンタッチで録画を開始することも可能。チューナー数は地上デジタル×2、BS・110度CSデジタル×2。ダブルチューナー搭載なので、裏番組の同時録画にも対応する。スピーカーは1WAY内蔵ステレオで、音声実用最大出力は16W(8W×2)。ARC対応(オーディオ・リターン・チャンネル)で、ホームシアターシステムとHDMIケーブル1本で接続できる。

\n 4Kテレビの価格競争を巡っては、中国の家電メーカー・ハイセンスが2016年6月に10万円を切る4Kテレビを発売したのをはじめ、17年6月には船井電機がヤマダ電機で価格を抑えたHDD内蔵の4Kテレビを発売したばかり。今回の“6万円切り”は、テレビメーカー各社の価格戦略に、さらに一石を投じることになりそうだ。(BCN・大蔵 大輔)