パイナップル
アラビアンコーストから更に直進してロストリバーデルタまで来ると、レイジングスピリッツ前にパイナップルがあります。
花は春、実は夏から秋にかけて見られますよ。
花も美しく、紫色の小花が松ぼっくりを形作るような咲き方です。
花の周りの葉も、付け根付近が赤く色づき、とても綺麗です。
実の姿は、言うまでもありませんね!
松ぼっくりのような実の外見(松: パイン)と、りんご(アップル)のような芳香から、パインアップル、パイナップルと呼ばれるようになりました。
ところで、茂みで実を見かけても、収穫しないでくださいね!
パパイヤ
川を渡ってハンガーステージ前に行くと、パパイヤがあります。
目の高さで実るため、見つけやすいですね。
パパイヤの白く小さい花には、雄花、雌花、両性花があります。
雄花は房咲きをするので見分けやすいのですが、雌花と両性花は、よく似ています。
根元がふっくらしているのが雌花、雄しべと雌しべがあるのは両性花です。
秋に咲きますから、じっくり観察してみてくださいね。
受粉できた花が実をつけ、幹に鈴なりになります。
厳冬期以外は、不定期に花と実を付けますから、ハンガーステージに行くたびにチェックしてみてくださいね。
ウォーターメロンの仲間、ズッキーニ
ロストリバーデルタからポートディスカバリーを抜けて、ケープコッドまで進みましょう。
アーント・ペグズ・ヴィレッジストアのシティホール側には、ペグおばさんの菜園があります。
菜園の作物は季節によって変わることがありますが、ウォーターメロン、即ちスイカの仲間のズッキーニが見られます。
夏場、株元に黄色い花が咲きます。
株が若いうちは雄花が先に咲き始め、株が充実してから大きな雌花が咲き始めます。
ズッキーニの実は、雌花の子房が太いキュウリのように育ったものです。
更に、花も食用になり、最近では花ズッキーニと呼ばれて人気ですね。
気がつけば、パーク一周
トロピカルフルーツを探し歩いて、パークをほぼ一周してきました。
ケープコッドからS.S.コロンビア号前を通り、メディテレーニアンハーバーに戻ってきます。
ミニーのトロピカルスプラッシュに登場するトロピカルフルーツのうち、ドラゴンフルーツとマンゴー以外は全て周りました。
仲間の植物にも、大分助けられましたけれどネ。
ドラゴンフルーツは食用月下美人の実です。
ドラゴンフルーツが衣装だった、クラリスにピッタリの名前ですね。
マンゴーはウルシの仲間なので、かぶれる人もあり、ゲストの安全のため、植栽には使われないようです。
それにしても、パークには沢山のトロピカル植物がありますね。
ミニーのトロピカルスプラッシュの思い出に浸ったら、次はパイレーツですよ!
(尚、パークの植栽は絶えず更新されるため、ご紹介した植物が撤去されている場合もあります。)