月曜の朝か日曜の朝、鼻毛を切る習慣がありました。

特に目立つ鼻の“入り口付近”の毛や、微笑んだときにだけ姿を現す毛……だいたい1週間ほど経つと、毛が伸びているような気がしていました。

過去、忙しさにかまけて鏡を見るのを怠っていたとき、外出先で鼻毛が1本ちろっと出ているのを発見したことがあります。

鼻毛切りハサミを携帯していないため、その1本を鼻に押し込み、あまり人に近づかないようにし、帰宅時までなんとかやり過ごした覚えがあります。

最近はそんな「鼻毛ミス」はないものの、週に一度鼻毛を切る作業が面倒くさく、いっそのことなくしてしまいたい!

そこで今回、鼻毛脱毛ワックスの施術が有名なサロン(外苑前)で、「鼻毛ワックス脱毛」をやってみました。

料金は約5000円(サロンによって金額は異なると思われますので、あくまで目安として捉えてください)。

「鼻毛ワックス脱毛」気になる痛みは?

それにしても、気になるのは痛みです。

バラエティ番組で芸人さんが、「罰ゲーム」として鼻毛ワックス脱毛をやって、痛みにのたうち回る姿を見たことはないでしょうか。

それを見たことのある筆者は施術者に、「実はけっこう怖いです(笑)」と恐怖感を打ち明けると、「個人差はありますが、チクッとした痛みで終わりますよ」とのこと。

テレビの映像はリアクション大きめに作られている、のかもしれません。

さて、いよいよ施術です。最初に、脱毛する範囲を「すべて」か「入り口だけ」か選びます。筆者も9割以上の人が選ぶ、「すべて」を選びました。

痛くなくてびっくり!鼻毛ワックス脱毛の感想

施術自体はとてもシンプルです。

温めたワックスを平らな棒(イメージはアイスの棒)につけて、鼻の穴に差し込み、鼻の形に沿って押し当てて、鼻を押さえながら勢い良く一気に引き抜きます。

鼻の形も毛が多い部分も人によって異なるので、前出の行程を何度も繰り返します。つらい痛みはなく、涙目になることもありませんでした。ただし、棒を鼻から引き抜く瞬間の音は「バサッ」「ブチッ」とけっこう激しめです。

15分ほどで施術が終わると、脱毛に使った棒が数十本山積みに……。その先には黒々とした毛が大量についていました(絵面が綺麗ではないため、お見せできませんが)。

そして、鏡で鼻の穴を見たときは、「鼻の中って、こんなにきれいな肌色をしていたの!?」と心から感動。鼻毛がゼロになると、なんとなく空気が通りやすいように感じました。

現在、脱毛してから約2週間。鼻の穴を覗くと黒い毛がぽつぽつと生え始めています。

月に一度ほど脱毛(毛を毛根から抜く)することで、徐々に毛が薄くなったり、細くなったりして、毛量自体が減っているような感覚を得られるそう。

そうなると、自己処理の頻度も少なくなりますし、鼻毛が覗くリスクも減らせます。

鼻毛の処理が面倒くさい、鼻毛が出ていて恥ずかしい思いをしたことがある……そんな方は一度試してみてはいかがでしょうか。

フリー編集者・ライター。岡山県出身。中央大学法学部卒業後、楽天、リアルワールドを経てフリー編集者/ライターに。関心のあるテーマは女性の生き方や働き方、性、日本の家族制度など。結婚・離婚を一度経験。11月14日に『はたらく人の結婚しない生き方』を発売。