• 子どもは、とにかく狭い空間が好きですから、畳半畳ほどでも十分なので、子どもの秘密基地を作ってあげる(段ボールや紐で囲いを作るなどでOK
  • おもちゃは、種類別にしまう箱などを決めておく(あまり細かく分けなくてもいい)
  • 秘密基地の外は進入禁止、おもちゃを散らかすのはダメと決めておく(これで部屋全体が散らかるのを防げるのでママはハッピー)
  • 秘密基地の中は、どんなに散らかしても文句を言わない
  • 子どもがジャンルの違ったおもちゃを組み合わせて、面白い使い方をしていたら、そのアイデアをどんどん褒めてあげる
  • もし、おもちゃを壊してしまっても、それがわざとでなければ叱らない(どんな力がかかったらおもちゃが壊れるのかを知ることになるので、気をつけてと言う程度にしておく)
  • 遊ぶ時間は決めておき、5分前になったら「あと5分」とか「もう少しでお片付けだよ」と通知してあげる 又は、あらかじめ時計の見方を教えておいて、自分で時間を管理させる
  • お片付けの時間になったら、それぞれのおもちゃをきちんと決められた元の場所にしまわせる
  • なかなか片付けない時は、タイマーなどで時間を区切って、カウントダウンで片付けさせるといい
  • もし、時間内に片付けないおもちゃがあれば、それは倉庫入りとし、次回からしばらく使わせない

いかがですか?

幼児期に遊びで得られるものは、そのすべてが生きていくためにも必要な知識であり、知恵です。

筆者の経験からも、よく遊んでいる子は、物事の理解が早くアイデアが豊富でみんなの人気者になっています。そして、子ども達のアイデアに度々驚かされ、発想力や創造力がすごいなと感じることが多いです。

なお、おもちゃは高価な市販のものでなくても、スプレーの蓋とか、お菓子の箱とか、布切れとかなんでも利用しましょう。

きっと思わぬ使い方をしてくれますよ。

「元日本航空CA、英語プリスクール経営者、保育士。幼児教育研究家として『日本欧米いいとこどり育児のススメ』をYouTubeでも発信。著書に『グローバル社会に生きる子どものためのしつけと習慣』『5歳からでも間に合う お金をかけずにわが子をバイリンガルにする方法』『モンテソ―リ教育で伸びる子を育てる』、『ホンマでっかTV』に子ども教育評論家として出演など。」