4・姑が過剰に息子夫婦に介入してくるから

「姑が、私の着る洋服から作る料理、化粧、友達関係、お風呂に入る時間に至るまで朝から晩まで口を出してきますが、夫は“お袋の言う通りにしろよ”と言うばかりで味方になってくれません。

姑の過剰介入は結婚直後からで、私はそろそろ我慢の限界だし、何よりもいつも姑の肩を持つ夫に不信感を抱いています。同居なのに夫が間に入ってくれないせいで、姑とのミゾは深まるばかり。

独身時代からの貯金があるので、そろそろ家を飛び出そうかとマジメに考えているところです」

Cさんは、新婚当初からお姑さんとの同居を承諾。高齢の義母を尊重しての判断だったそうですが、「こんな結婚生活なら、独身でいたほうがよかった」と後悔しているそうです。

5・セックスレスなのに夫が風俗に行っているから

最後にご紹介するのは、夫婦はセックスレスなのに夫の風俗通いに悩んでいる36歳のEさんです。

「夫の財布から、いつも風俗嬢の名刺が出てきます。見つけると捨てるんですが、見るたびに入っていてウンザリします。

せめて、妻にバレないように隠してくれればいいのに、見るたびに不快です。子作りも考えているので夫と関係を持ちたいのですが、彼からも誘ってこないですし、私としても夫を気持ち悪いと思ってしまって誘う気になりません。

このままじゃ不幸な未来しか描けないので、離婚したほうがいいのかなって毎日頭をよぎっています」

夜の生活にまつわるお悩みは、夫婦にとって深刻。すでにセックスレス5年目だそうで、子どもができる望みも低そうなために何度か夫には離婚の話もしたそうです。

「生活不安があって踏ん切りをつけられなかったけれど、そろそろ本気で別れようと思っているんですよね…」とのことでした。

今回は、今の夫との離婚を考えている妻たちの切実な声をご紹介しました。

離婚は人生の一大事ですし、簡単に決められることではありません。しかし、いろいろな理由が重なったり夫が家庭に向き合わないタイプだったりすると、真剣に離婚を考えてしまってもムリはないのではないでしょうか。

「グルメや旅のライティングのほか、人間観察も得意。生活に密着したテーマの取材を重ねる。旅先で過ごす時間と温泉に浸かっているときが幸せ。結婚願望がなかったのに結婚してしまい、後悔しつつ毎日を楽しんでいる。」