ジメジメした梅雨の時期は、カビや食中毒が心配ですが、同時に『ダニ』の繁殖期でもあるのをご存知ですか?

ダニが増える条件は「高温多湿」

気温が25℃~30℃、そして、湿度が60%~80%。そんなダニが好むこの条件は1年の中でも6月~8月に多く発生します。

家の中のソファには1,300匹、じゅうたんに2,000匹、布団にはなんと1平方メートルあたり10万匹以上のダニが潜んでいるといわれています。

そして、ジメジメした梅雨に卵を産んで、秋には300倍の数になっていくのだとか! おそろしい!

さらに、赤ちゃんは大人に比べて体温が高く汗も多く、皮膚が柔らかいために、ダニのかっこうの餌食になってしまうといいます。

使っているベビーベッドのダニ対策、大丈夫ですか!?

布団を干してもダニは退治できない!

ダニを死滅させるには、どうすればよいでしょうか。

20分以上、50度の温度を保つことで、ダニを退治することができると言われています。

そのため、ダニ対策のために晴れた日には布団を干す! という方も多いと思いますが、例えば、真夏日に干した時、布団の表面は50度にはなるのですが、ダニは布団の裏側に隠れてしまうので意味がないのだとか。

また紫外線をダニに当てても効果はありません。それなら掃除機で吸えば……生きているダニは繊維にしがみつくので吸い取ることも難しいのだそう。

ならば、洗っちゃえ! と洗濯機で洗っても、ダニは生き残ってしまいます。