ヒュー・ジャックマン主演でヒットした『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』の続編に、ジェシカ・ビールが出演することになった。役柄は、原作コミックで愛されてきたヴァイパー。時には悪女、時には善良な女性として、ウルヴァリンの周辺にたびたび登場するキャラクターだ。

『ウルヴァリン』続編の物語の舞台は、日本。もともとはロケも日本で行う予定だったが、ダーレン・アロノフスキー監督が突然降板し、また震災も起きて、延期になっていた。新しい監督は、『ウォーク・ザ・ライン/君に続く道』のジェームズ・マンゴールド監督。ストーリーの舞台は日本のままだが、ロケ地はオーストラリアに移動し、来月にも撮影がスタートする予定だ。ほかに真田広之、ブライアン・ティー(『ワイルド・スピードX3/TOKYO DRIFT』)などの出演が決まっている。

 ジェシカ・ビールがマーベル・コミックの映画化作品に出演するのは、『ブレイド3』以来。アクション映画を得意とするビールは、日米で来月公開される『トータル・リコール』にも出演。コリン・ファレル主演、レン・ワイズマン監督で製作されるこのリメイク版は、今からヒットが予測されている。この夏には長年の恋人ジャスティン・ティンバーレイクとの結婚式も予定されており、仕事もプライベートも絶好調のようだ。

文:猿渡由紀

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