アラフォーの上司と飲みに行っても、いったいなにを話していいのかわからない! そんな若き社会人の多くが抱えている悩みを解決してくれる鉄板ネタが“映画”だ。

とりわけアラフォー世代には、テレビの洋画劇場で何度も放送されていた“ハリウッド映画”が記憶の奥深くに刷り込まれている。まず『スター・ウォーズ』旧三部作は必須科目。シルベスター・スタローンの『ロッキー』や『ランボー』シリーズ、アーノルド・シュワルツネッガーの『ターミネーター』、ブルース・ウィリスの『ダイ・ハード』一作目あたりも撒き餌として最適だろう。

 

「スタローンの吹き替えはやっぱり羽佐間道夫がダントツですよね!」 なんて水を向けてみれば、アラフォー上司はたちまち食らいついてくるはずだ。

超高層ビルが大火災に見舞われる1974年のパニック超大作『タワーリング・インフェルノ』も、繰り返しテレビ放送されてきたアラフォーホイホイな一本。スティーブ・マックイーンポール・ニューマンという当時を代表する二大スターのドリームマッチが大きな見どころだが、実際、マックイーンとニューマンのW主演を実現させるには製作サイドの並々ならぬ苦労があったという。

 

      

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