■様々な思惑がめぐる二作目『マジすか学園2』
そして前作が好評だったからなのか、翌年の2011年4月には『マジすか学園2』が放送されました。
2010年から2011年の間に、AKB48自体が大きな飛躍を遂げた結果、各メンバーのメディア露出も飛躍的に増えました。
そのためか、ドラマ内で前作のメンバーが揃って出てくるシーンが殆どなくなってしまいました。
主人公の前田敦子もスケジュールの都合もあるのか1人のシーンが多く、前作のコメディリリーフ的存在のだるまも出番が少なく、全体的にシリアスな空気が漂う作品になっています。
また、本作では前作で卒業してしまったり、展開上出ることが不可能になっている登場人物をどうするかなど、
その無理やりさ加減も含めての『マジすか学園』だとは思うのですが、辻褄を合わせるためにちょっと無理をしてしまったのでは…と思わざるをえない箇所も多々あります。
しかしながら、1作目でも人気キャラクターだった渡辺麻友演じるネズミと、松井珠理奈演じるセンターという2人の強烈な存在感、そして前田敦子、あるいはAKB48自体の「その後」を予見しているかのような結末は必見です。
7月4日よりテレビ東京では再放送中なので是非チェックしてみてください。
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