石田衣良の代表作であり、テレビドラマ化もされた『池袋ウエストゲートパーク』が今冬、舞台化されることが決定した。

物語は、池袋西口公園などを舞台に、そこで巻き起こるさまざまな事件や若者たちのバトル、友情と裏切りなどを描くもの。今もなおロングラン執筆が続いている石田衣良による人気小説で、2000年には宮藤官九郎脚本でテレビドラマ化もされた。今回の舞台化は作品の舞台である池袋西口公園前に建つ東京芸術劇場が主催。3年のワークショップを重ねて、このほど『池袋ウエストゲートパーク ソング&ダンス』として上演が決定した。注目のクリエイターには、脚本・作詞に柴幸男(ままごと)、演出に杉原邦生(KUNIO)、振付に北尾亘(Baobab)と、次代を担う若き才能が名を連ねている。

演出の杉原は「『池袋ウエストゲートパーク ソング&ダンスは、2013年・15年度と2回にわたって上演の可能性を探るクリエーションワークショップを重ねてきました。そして今回いよいよ劇場公演としての上演が決定しました!」と報告し、「石田衣良さんの原作に描かれた〈池袋〉という名の〈世界〉は、20年前と何もかもが変わってしまったようでいて、何ひとつ変わっていない気がします。だから、いまも読む人の心を掴んで離さないエネルギーがあるのです。今回は初の劇場公演として、僕が絶大な信頼を置いているクリエイターと、フレッシュでパワー漲るキャストとともに、舞台でしか成し得ない新たな『池袋ウエストゲートパーク』をつくり上げます。また、将来的には大劇場での上演も視野に入れ、池袋ウエストゲートパーク(池袋西口公園)前にそびえ立つ東京芸術劇場の看板演目のひとつになれるよう、この作品を成長させていければと思っています」と意気込みにあふれるコメントを発表した。

作品は歌とダンスを中心に展開させるとのことで、中でも注目は、ストリートダンスカンパニーの参加により、対立するチームの争いをダンスバトルとして見せるシーン。舞台の幕開けと、終盤の盛り上がりに2組のカンパニーが登場し、バトルを展開するとのことで、このシーンに出演するストリートダンスカンパニーの募集も同時に発表に。われこそはと思うダンサーは、公式サイトをチェックしてぜひ応募してみては。

公演は東京芸術劇場 シアターウエストにて、12月~2018年1月にかけて上演予定。

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